今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で初出品ながらグランプリを獲得した衝撃作『サウルの息子』。ついに、日本でも2016年1月23日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開されることになった。
本作の監督を務めたのは、映画『ニーチェの馬』を手掛けた名匠タル・ベーラのもとで助監督を務めてきたハンガリーのネメシュ・ラースロー監督。38歳。
若い世代に戦争の歴史を語ることが重要と考え、作品を描いたという。
なお、主人公サウルはハンガリー映画で主演を務めたことのあるルーリグ・ゲーザが演じている。
【作品情報】
『サウルの息子』
監督・脚本:ネメシュ・ラースロー
共同脚本:クララ・ロワイエ
主演:ルーリグ・ゲーザ、モルナール・レヴェンテ、ユルス・レチン
2015年/ハンガリー/カラー/ドイツ語・ハンガリー語・イディッシュ語・ポーランド語他/107分/スタンダード
原題:Saul Fia 英題:Son of Saul
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