渋谷のBunkamuraル・シネマでこのたび、『ナショナル・シアター・ライブ』がアンコール上映されることが決定した。『ナショナル・シアター・ライブ』はイギリスのロイヤル・ナショナル・シアターが世界で上演した演目を映画館で上映する企画で、映画『ザ・オーディエンス』や『フランケンシュタイン』などの名作が上映されることが分かっている。

期間限定で昨年から今年にかけて、都内では六本木、日本橋、池袋において実施されていた『ナショナル・シアター・ライブ』。今回、渋谷で初めて上映されることになる。
なお、渋谷のBunkamuraル・シネマでは『ザ・オーディエンス』『スカイライト』『フランケンシュタイン』の3作が上映となる。

現在開催中の第28回東京国際映画祭の来日で話題になった、オスカー女優ヘレン・ミレンが熱演する---

「ザ・オーディエンス」The Audience
11/7(Sat)~11/13(Fri)  連日夜1回上映18:50~

画像: 「ザ・オーディエンス」The Audience 11/7(Sat)~11/13(Fri)  連日夜1回上映18:50~

上映時間:2時間38分 ※途中休憩あり
演出:スティーヴン・ダルドリー(『めぐりあう時間たち』『リトル・ダンサー』)
脚本:ピーター・モーガン(『ブーリン家の姉妹』『クィーン』)
美術:ボブ・クロウリー
出演:ヘレン・ミレン(『黄金のアデーレ』『クィーン』)
   リチャード・マッケイブ(「EYE IN THE SKY(原題)」)
映画『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞 したヘレン・ミレンが、再びエリザベス2世に 扮した話題作。1952年の即位以来、 女王が毎週行っている英国首相たちとの謁見(オーディエンス)の模様を描き、ヘレン演じる女王の人間味溢れる 苦悩・ユーモアは観る者の心を魅了する。
2015年にはNYブロードウェイにも進出し、同年のトニー賞では主演女優賞と助演男優賞の2冠に輝いた。今回は、脚本家のインタビューや衣装についての特典映像も幕間に上映、舞台制作の裏側にも迫る。

「スカイライト」Skylight
11/27(Fri)~12/4(Fri) ソワレ上映予定 ※12/3(Thu)は休映

画像: 「スカイライト」Skylight 11/27(Fri)~12/4(Fri) ソワレ上映予定 ※12/3(Thu)は休映

上映時間:2時間42分 ※途中休憩あり
演出:スティーヴン・ダルドリー
脚本:デヴィッド・ヘアー(『愛を読むひと』『めぐりあう時間たち』)
美術:ボブ・クロウリー
出演:キャリー・マリガン(『華麗なるギャツビー』『わたしを離さないで』)
ビル・ナイ(『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)
マシュー・ビアード(『17歳の肖像』)
名脚本家デヴィッド・ヘアーの三人芝居の再演。 1997年にも同じ役を演じた名優ビル・ナイと若手実力派キャリー・マリガンが不倫関係にあった元恋人同士に扮する。男女の織りなす会話が秀逸な人間ドラマは、別れを経験したことがある誰もが必見。幕間には、脚本家のインタビュー上映も。
第69回トニー賞では演劇リバイバル作品賞に輝き、演出賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・装置デザイン賞・照明デザイン賞6部門にもノミネートされた。

映画『スティーブ・ジョブズ』公開間近いダニー・ボイル監督のフランケンシュタインはベネディクト・カンバーバッチが演じている。

「フランケンシュタイン」Frankenstein 
ベネディクト・カンバーバッチ as 博士役バージョン 1/16(Sat)~1/22(Fri) ソワレ上映予定
ベネディクト・カンバーバッチ as 怪物役バージョン 1月下旬予定 ソワレ上映予定

画像: http://m.cinematoday.jp/page/N0077518?__ct_ref=http%3A%2F%2Fwww.cinematoday.jp%2Fnews%2Fdate%2F20151024

http://m.cinematoday.jp/page/N0077518?__ct_ref=http%3A%2F%2Fwww.cinematoday.jp%2Fnews%2Fdate%2F20151024

上映時間:ベネディクト・カンバーバッチ as 博士役バージョン…2時間15分
     ベネディクト・カンバーバッチ as 怪物役バージョン…2時間20分
演出:ダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』『トレインスポッティング』)
原作:メアリー・シェリー
脚本:ニック・ディアー
出演:ベネディクト・カンバーバッチ
(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、BBCドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズ)
   ジョニー・リー・ミラー(『トレインスポッティング』)
フランケンシュタイン博士が創り出した醜い怪物は、数奇な運命を経て人間的な知識を授かる。生みの親である博士に再会した怪物が博士に求めたものとは……。かの有名な英文学史に残るゴシック・ホラーの傑作を『スラムドック$ミリオネア』でアカデミー賞監督賞を受賞したダニー・ボイルが演出。博士と怪物を交互に演じたベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーは、それぞれの配役において異なる魅力を引き出すことに成功し、本公演のチケットは瞬く間に売り切れた。
役者陣の魅力もさる事ながら、大胆な照明デザインや音楽にはアンダーワールドを起用するなどダニー・ボイル独自の演出も見どころ。2012年ロンドン五輪開会式の演出でも知られる彼の手にかかれば、誰もが知る古典もまったく新たなものへと生まれ変わる。怪物の抱えた心の動きにぐいぐいと引き込まれ、目を離すことが出来ない。

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