『ボーイズ・ドント・クライ』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞主演女優賞に輝くヒラリー・スワンク。
昨夜の華麗なレッドカーペット登場から、10月23日、第28回東京国際映画祭で特別招待作品として上映される主演作「サヨナラの代わりに」の舞台挨拶のため、東京・新宿ピカデリーに登壇。
この日はスワンクの大ファンだという女優黒木メイサも、登場し観客も大喜び。
この日は、スワンクの10年来の大ファンだという女優の黒木メイサが応援に駆け付けた。黒木は憧れのスワンクを目の前に「ただのファンです。ファン代表としてここにいます!」と興奮を隠せない様子。スワンク演じる筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者と、女子大生の友情を描いた今作について「すごく素敵な映画で、心が温まる」と感動を伝え、スワンクと笑みを交わしていた。
徐々に病魔に侵されていく主人公の役作りのため、さまざまなALS患者と会ったというスワンクは、「皆さんとてもパーソナルな話をシェアしてくれましたので、(患者の)皆さんのストーリーを代弁するつもりで役にあたりました」と語り、「これだけALSの現状について事細かに語っていく映画は初めてだと思うので、とても大切な作品なんです」と、難病の周知に一石を投じる作品であることをうかがわせた。