第28回東京国際映画祭のコンペティション部門審査委員記者会見が10月23日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
審査委員を務めるブライアン・シンガー、トラン・アン・ユン、ベント・ハーメル、ナンサン・シー、スサンネ・ビア、大森一樹の6名が出席し映画祭の審査への思いを語った。

『X-MEN』シリーズで知られる審査委員長のシンガー監督は「いい映画祭とはどんな映画祭か?」と問われると、「今回はホラーまで参加している。これはとても勇気のあること。『映画祭はこういうものを出せば大丈夫かな』というのではなく、これだけ多岐にわたるジャンルが参加しているのはすばらしいことだと思う」とバラエティ豊かな作品群に敬意を表し、それだけに「判定するのが難しい」と苦労も吐露。

「日本の監督で影響を受けた人はいるか?」との質問には、外国の審査委員一同から「黒澤明」の名前が挙がり、ユン監督はさらに「溝口(健二)、小津(安二郎)、成瀬(巳喜男)、柳町(光男)、橋口(亮輔)、是枝(裕和)。私は日本映画がとても好きで。日本映画から学ぶことは今でもたくさんあります」と日本映画への愛情を語っていた。

画像: http://news.walkerplus.com/article/66793/

http://news.walkerplus.com/article/66793/

第28回東京国際映画祭
会期:10月22日(木)~31日(土)
開催場所:【六本木エリア】TOHOシネマズ 六本木ヒルズ【新宿エリア】TOHOシネマズ 新宿、新宿ピカデリー、新宿バルト9新宿【他エリア】歌舞伎座、神楽座
<コンペティション作品>
『スリー・オブ・アス』
『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』
『カランダールの雪』
『家族の映画』
『FOUJITA』
『フル・コンタクト』
『ガールズ・ハウス』
『神様の思し召し』
『残穢(ざんえ)―住んではいけない部屋―』
『地雷と少年兵』
『モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ』
『ぼくの桃色の夢』
『ニーゼ』
『ルクリ』
『さようなら』
『スナップ』

This article is a sponsored article by
''.