レオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアンウェイと米パラマウントがフォルクスワーゲン不正問題を題材に取り上げ、映画化することがこのたび明らかになったと複数の海外メディアが報道した。
なんと、ディカプリオが世間を賑わせているフォルクスワーゲンのクリーンディーゼル車の排ガス問題を取り上げたタイトル未定の本の映画化権を獲得したとのこと。
ハリウッドスターの中でもディカプリオは、自然環境保護への関心が強い人物としても知られており、2015年7月にも、自らが1998年設立した環境保護財団「レオナルド・ディカプリオ財団」として、総額1500万ドル(約18億5000万円)を環境保護運動に寄付などもしている。
その時にも「環境破壊は、もはや無視することができないくらいのペースで進んでいます。私たちには、地球上の生命を犠牲にせずに生きていける未来を作る責任があります」。
もう一方3月には、「映画配信会社のネットフリックスと複数年契約を結んで環境保護をテーマにした作品を制作していく」とも発表しており、環境にこだわりのある、彼がいち早く手を挙げたのはよくわかります。
それにしても、近年実話をモデルにした映画が世界で盛んに撮られるようになり、原作に無いままでも映画化権押さえないと、なかなか正式に映画化出来なくなっている中で、今回のディカプリオの動きは素早いですね。
この映画の動向とあわせて、今後。企業史上最も悪質で巨大な不正の一つになった一連の問題の謎がひもとかれることになり、進展が楽しみです!