世界の映画祭でも活躍する杉野希妃が、製作兼出演した新作『3泊4日、5時の鐘』がまもなく公開される。
この作品は、杉野自身の会社から、映画『欲動』で助監督を務めた三澤拓哉の監督デビュー作。
『3泊4日、5時の鐘』はすでに北京国際映画祭の新人コンペティション部門にあたる注目未来部門で最優秀脚本賞、ギリシャの第3回シロス国際映画祭では作品賞を受賞し、まだまだ、世界の映画祭に出品されていくという。

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ポスター

画像: 杉野希妃 http://www.cinematoday.jp/page/N0075730

杉野希妃

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巨匠小津安二郎監督が脚本執筆していた旅館、茅ヶ崎館を舞台にしている「以前、敬愛する小津監督の円覚寺のお墓に何度かお参りさせていただきました。小津作品は市井の人々の日常が描かれ、一見身近な存在ですが、侵してはならない聖域のような雰囲気があります。さらに抑制された中に豊かさと美しさが立ち現れ、日本人の心が凝縮され、そういった心をわたしたちは決して忘れてはならないと思います。個人的には若尾文子さんと二代目中村鴈治郎さんの演技が格別に光った『浮草』が好きです」


三澤監督、曰く---

生まれ育った茅ヶ崎を舞台に、海辺の老舗旅館に宿泊する女性客たちのスリリングな心理模様がコミカルに展開していく。「脚本を書いていたときは普通の旅館を想定していましたが、小津安二郎監督の定宿だった茅ヶ崎館の撮影が可能となったことで、小津安二郎という世界共通の映画言語を作品の要素として得ることができ、海外の映画祭に行ったときも『見てみたい』と積極的に興味をもってもらえる」。

湘南・茅ヶ崎にひっそりと佇む老舗旅館・茅ヶ崎館。ここは日本を代表する映画監督、小­津安二郎が脚本執筆のため定宿とした創業115年の歴史をもつ実在する旅館である。
『­3泊4日、5時の鐘』は当館において全面的な撮影が許可された初めての映画となった。
 物語はある夏の一日からはじまる。花梨と真紀は会社の元同僚で茅ヶ崎館の長女でもある­理沙の結婚パーティーに出席するために、茅ヶ崎館を訪れる。そこで花梨は茅ヶ崎館でア­ルバイトをしている知春を弄び、一方、真紀は学生時代に恋心を抱いていた大学教授の近­藤に再会する。そこに知春を密かに想う同級生の彩子や理沙の弟の宏太も加わり、登場人­物たちの感情が複雑に絡まりはじめていく…。
監督・脚本 三澤拓哉
配給:和エンタテインメント/オムロ
©Wa Entertainment, Inc.

映画『3泊4日、5時の鐘』は9月19日より新宿・K's cinemaほか全国公開

映画『3泊4日、5時の鐘』予告編

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