1980年代に、わりと話題になった建築設計集団に、「SITE」というグループがありました。
アメリカのBESTという、スーパーマーケットのファサードデザインが、遺跡や建物の崩壊などをモチーフにしていて、評判を得たためです。
この表紙の、巨大オブジェのようなモニュメントは、バンクーバーの交通博覧会(1986)での、会場演出です。

画像1: ミュージアムプランナーの映画そぞろ歩き #31 「建築設計集団SITE」のこと シネフィル連載-cinefil


これの余波というか、89年に開催された横浜博覧会にも、桜木町駅から会場へ向かうアプローチに彼らがデザインした「さかさま広場」というコーナーが作られました。

当時、失職状態(笑)だった私は、とある造形会社でのアルバイトとして、その製作に参加しましたが、それなりに楽しい仕事でしたね。
netで写真を探しましたが、見つからなくて残念です。

画像2: ミュージアムプランナーの映画そぞろ歩き #31 「建築設計集団SITE」のこと シネフィル連載-cinefil

画像3: ミュージアムプランナーの映画そぞろ歩き #31 「建築設計集団SITE」のこと シネフィル連載-cinefil

これはバンクーバーの交通博覧会の写真ですが、
横浜は、これらのオブジェをさかさまにして、
地中に埋めたようなものでした。

画像4: ミュージアムプランナーの映画そぞろ歩き #31 「建築設計集団SITE」のこと シネフィル連載-cinefil

現在でも、組織としては活動しているようですね。

画像: http://www.siteenvirodesign.com/home.php

http://www.siteenvirodesign.com/home.php


http://www.siteenvirodesign.com/home.php#

画像1: https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/

https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/
画像2: https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/

https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/
画像3: https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/

https://plazalondon.wordpress.com/2014/01/10/site-architecture-designed-stores/

仁科 秀昭
:天井桟敷、東宝撮影所などの美術スタッフを経て、
現在はミュージアムプランナーとして、活躍中。


This article is a sponsored article by
''.