『スイミング・プール』『危険なプロット』などシネフィルが大好きな映画を連発するフランソワ・オゾン監督の新作『彼は秘密の女ともだち』が8月8日から公開がはじまった。
今回の作品は、セクシュアリティ-の多様性をテーマに、実話から着想を得て製作に取り掛かったという。

画像: https://www.facebook.com/girlfriend.cinema

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オゾン監督が、「今作にはコメディー、サスペンス、ラブロマンスとさまざまな要素がある」と話す通り、本作はバランスの取り方が絶妙だ。「僕はビリー・ワイルダーを敬愛しているんだけど『お熱いのがお好き』は素晴らしい。とても楽しい作品でありながら、ジェンダーやセクシュアリティーについて真面目に語っている。今作にもそういうところがあればいいなと思うよ」とも語る本作は、親友の夫が女装するシーンなどコミカルで楽しい部分も多いが、主人公二人が自分を発見し変化していく姿を、どこまでも優しいまなざしで描いている。

「僕たちは、女性的な側面と男性的な側面の両方を持っていると思う。それを受け入れることができれば、より良い人生を送れる。でも、多くの人々にとってそれは憂慮すべきことなんだ。特に男性にとってはね(笑)」

画像: Tim P. Whitby / Getty Images for BFI http://www.cinematoday.jp/page/N0075563

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「とてもラッキーなことに新しいことにいつも挑戦できているから、年に1本のペースで映画を作り続けられるんだ」と言うオゾン監督は、ファンに向けて「人々が1日の間にいろいろな感情を感じるように、泣いて、愛して、ショックを受け、本作に完全にのめり込む瞬間を持ってもらいたい」と語った。

フランソワ・オゾン監督最新作『彼は秘密の女ともだち』予告篇

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