中国でも非常に人気や知名度の高い俳優の高倉健さんが、1976年に主演した映画「君よ憤怒の河を渉れ」が、今回新たにジョン・ウー(呉宇森)監督の手でリメイクされることが明らかになった。
同作は1978年、文化大革命後の中国で初めて公開された外国映画として、約8億人が鑑賞したとされ、社会現象とまでなった映画である。
この作品の中国国民の感情にもたらした影響力はあまりにも強く、高倉健さんが亡くなられた際には多くの中国国民が追悼の意を表したほどである。
そのあまりの知名度と人気の高さから、今まで何度も中国版リメイクの声が上がっていた作品だけに、今回巨匠ジョン・ウー監督によって再現されるという話題は、中国で大きな反響となっている。
なおクランクインは、2015年の年末からを予定している。
xiaosong@シネフィル編集部