NHK連続テレビ小説「まれ」で人気を博す俳優 渡辺大知の監督作品『モーターズ』が、11月14日に公開されることが明らかになった。
ロックバンド・黒猫チェルシーのボーカルとしても活躍する渡辺は、今作で若手映画監督の登竜門「PFFアワード2014」で審査員特別賞を受賞した。
また、卒業制作にも関わらず、東京国際映画祭や香港国際映画祭などでも上映され話題を集めた。
主演は渋川清彦が務め、山本浩司、木乃江祐希、川瀬陽太らが脇を固める。

画像: http://www.cinematoday.jp/page/N0075244

http://www.cinematoday.jp/page/N0075244

画像1: http://pff.jp/36th/lineup/award20.html

http://pff.jp/36th/lineup/award20.html

監督:渡辺大知 わたなべ・だいち
1990年 兵庫県出身。

小学生のころに脚本家を目指して、いつか映画を撮ると思っていました。高校でバンドを組んでデビューして、役者として映画にも出演したけれど、脚本はずっと書き続けてきました。『モーターズ』は東京造形大学の卒業制作です。最初は自分の姉貴をモデルに、女の子が整備工場の男に恋する話を書き始めたものの、女性の気持ちがよくわからなくて行き詰まりました。そこで主役を男にして、将来の自分の姿をモデルに想定してみました。主人公の田中は40歳になったらこんな男でいたいという自分にとっての理想像で、彼と今の自分をモデルにした人物・タケオが会話する画を見てみたいと思った。そして地元に根づいて暮らす男たちの生活をシンプルに描きたいとも思いました。自分が出演しなかったのは、この映画を自分がずっと見ていたい世界にしたかったから。渋川さんには、女の子が主人公の段階で小さな役をお願いしていて、主人公を男に変えたとき、自然と渋川さんの顔が浮かんだので出演依頼しました。誰がプロの俳優で誰が素人かも関係ない世界が面白いと思って、渋川さんにもひとりの人間としてこの世界で生きてもらえるような演出を心がけました。

画像2: http://pff.jp/36th/lineup/award20.html

http://pff.jp/36th/lineup/award20.html

PFFアワード2014 審査員特別賞受賞作品
不器用で愛らしい、男たちの人間模様
『モーターズ』
The Motors
[2014年/83分/カラー]
監督・脚本・編集:渡辺大知
脚本・録音:磯 龍介/撮影:中里龍造、大竹優輝/照明:高橋純一、中川翔太
出演:渋川清彦、犬田文治、木乃江祐希、前田裕樹、川瀬陽太、鹿江莉生

This article is a sponsored article by
''.