美しすぎるナタリー・ポートマンの監督デビュー作
『A Tale of Love and Darkness』
「愛と暗闇の物語」と訳せばいいのか---ノーベル賞候補にもなった数々の受賞経験があるイスラエルの作家、アモス・オズによる同名の自伝の映画化。
完全にヘブライ語で撮影された本作品は、2004年発行のアモス オズ作『Tale of Love and Darkness』のベストセラーです。

アモル・アズ wikipedia
2015年カンヌで上映され、話題になったこの作品。
ナタリーポートマンは、映画化にあたっては、原作を亡命の民である自分と重ね合わせて興味をもったのです。
「私は、祖父母からこの話を聞きました。彼らの本との関係、新しい言語ヘブライ語の習得、イスラエルやヨーロッパと彼らの関係などです。何か馴染みがあったので、探究することにしました。」
幼少に、イスラエルからパレスチナへと移住したオズと同じく、3歳のときにイスラエルからアメリカへ移住したポートマン。
本作品に思い入れをこめ、自ら描いてみたい題材を監督しました。
1994年の『レオン』で映画デビュー、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で確固たる地位となり『ブラック・スワン』でオスカー主演女優賞を取ったポートマンはまだ33歳---女優として、表現者としての、期待されるなか、この長編映画デビュー作は、予告からもその才能を感じます!


A TALE OF LOVE AND DARKNESS (Natalie Portman - Cannes 2015)
youtu.be今年のカンヌで、作品を披露
ナタリー・ポートマン、初監督作品上映 カンヌ国際映画祭 Cannes Red Carpet: 'A Tale of Love and Darkness'
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