CMの世界で活躍中の柳沢翔が映画監督に初挑戦した「星ガ丘ワンダーランド」。
ハートウォーミングな彼の世界観を映画化するのに集まった俳優陣がスゴい。
主演は俳優の中村倫也をはじめ佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊ら主演級がずらり顔をそろえている事がわかった。
公開は年末~16年初頭の予定。
映画初挑戦の柳沢監督は
初の映画演出について
一言で言うと、とても大変でした。心が休まる瞬間は、完成するまで一瞬もありませんでした。
でも初号で、キャスト、スタッフの皆さんと一緒に初めてスクリーンで映像を見た時、全てが吹っ飛びました。ああ、なんて贅沢なんだと。皆が一丸となってひとつのものを作り上げ、大きい画面で共に鑑賞する。
それをお客さん達に届ける。こんな夢の様な仕事は無いなと。
そして、それが良い作品になるなら、その為ならなんだってやろう。そう感じました。
なので、一言で言うと「大変」
二言で言うと「大変で、その100倍幸せ」です。
三言で言うと「大変で、その100倍幸せ、だからその為に負けられない」 です。
役者さんについて。
映画をやって一番大きく違いを感じた事は役者さんとの距離感です。
広告よりも圧倒的に近いという印象です。
初めての映画でこんな素晴らしい役者の方々に出演して頂けて、僕は本当に果報者です。
皆さん、本当に積極的に、真摯にこの作品に対して向かい合って下さいました。
僕の至らない部分も受け止めて、信頼して下さり、委ねて下さいました。
主演の中村さんは撮影前にロケ地を巡って、イメージを掴もうとしてくれましたね。感謝感激です!
1983年生まれの柳沢監督は、26歳の時に「LALAコミック」のCMでアジア太平洋パシフィック広告祭フィルム部門でグランプリを受賞。近年は、「Google Chrome」やタブレット端末「NEXUS7」のCMシリーズを手がけるなど、海外からの評価も高い。「一言で言うと、とても大変でした」と述懐する柳沢監督は、完成した作品を初めてスクリーンで見た時の心境を「こんな夢のような仕事はないなと。そして、それが良い作品になるなら、そのためならなんだってやろう。そう感じました」と打ち明けている。