宮沢りえの次の主演作は『湯を沸かすほどの熱い愛』!

2014年は7年ぶりの主演映画『紙の月』で2度目の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を授賞し、次回作が期待されていた女優の宮沢りえが、来秋に公開される映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に主演することが10日、明らかになったという。

宮沢が今回演じるのは、会う人すべてを包みこむような、豊かな母性にあふれた女性・双葉。ある日突然、余命宣告を受け、"終活"として4つの行動を決意する。それは、「失踪した夫を連れ帰り、休業していた家業の銭湯を再開させること」「気が優しすぎる娘を独り立ちさせること」「娘をある人に合わせること」で、残りの1つは家族も知らない秘密だった。笑いあり涙ありな家族愛を描く。

そして、監督は『チチを撮りに』で注目を浴びた中野量太。

中野量太
なかの・りょうた
1973年生まれ。京都育ち。
大学卒業後、日本映画学校に入学し3年間映画作りの面白さに浸る。卒業後は、マイペースで数本の自主映画を制作し、多くの賞を受賞。
2008年、若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)に選出され制作した短篇映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。
2012年、長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭において日本人初の監督賞を受賞し、2013年2月、念願の劇場公開デビューを飾る。
『チチを撮りに』は、ベルリン国際映画祭に正式出品されなど、国内外で14の賞を受賞、国際的にも高い評価を得る。
2013年、中編『沈まない三つの家』、短編『お兄チャンは戦場に行った!?』を発表、独自の感性と視点で “家族” を描き続ける。
2016年『湯を沸かすほどの熱い愛』を公開予定

宮沢は「タイトルに負けないぐらい燃え尽きたい---」
と作品の熱いメッセージを寄せる。

宮沢の娘役には、日経トレンディが選ぶ「2015年の顔」に選出され、今年は『トイレのピエタ』、『愛を積むひと』など立て続けに出演映画の公開が続く若手女優・杉咲花を抜てきした。

脚本に引かれて出演を決めたという宮沢は、「中野監督の思いのこもった脚本に私の心も沸かされました」と振り返り、「すてきな共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と作品にかける熱い思いを語った。

中野量太監督が世界で注目を浴びた『チチを撮りに』予告

映画『チチを撮りに』予告編

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