「百円の恋」ではニートから一転、ボクシングにのめり込む女性を体当たりで演じた。引きこもり時代の主人公になりきるため、撮影前に体重を増やし、開始後のわずか10日間で体を絞り込んだ。「大変すぎて何キロ落としたかも覚えていないけど、鏡を見て『ここまで変わるのか』と驚いた。人体の不思議ですね」と振り返る。

 一方の「0・5ミリ」は、「人生で一番長い時間を共有してきた」姉の桃子監督がメガホンを取った。演じたのは、身よりのない老人宅を渡り歩く「おしかけヘルパー」。介護がテーマの作品だけに、周りは大先輩ばかりで「普通ならかしこまってしまうような現場だったけど、姉がいたことで変に気を張らずにできた」という。

 演じた2人の主人公について「どちらも優等生じゃないけど、根っこがきれいな人。もし2人が出会ったら、お互いの欠けたところを補ってうまくやっていけると思う」

画像: 安藤サクラが圧倒的存在感を示した主演作2作品DVD発売で語る「生きるエネルギーくれる」

映画『0.5ミリ』予告

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