マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を映画化する新作『サイレンス(原題) / Silence』など世界を舞台に活躍を続けている浅野忠信。

日本と海外の映画作りの違いは「“情熱”というところが一番大きい」という浅野。「日本人も同じように情熱はあるはずなんですけど、それを第一と考えていないときがあるような気がするんです。向こうの人はそこは譲らないですもんね。なぜそこへ行こうとしているのか、なぜそれが必要なのか、というのを意識していると思うんです。『自分が来ようとしてここに来た』ということが絶対的にあるわけで、それに対して不平不満は言わない。自分ができることはとことんやって、それが誰かに届けば、さらにその情熱を持続できるし、また必要としてもらえると信じているんでしょうね。もちろん日本の人たちもそういった強い情熱は持っているはずなんですが、こう、なんとなくやっていけちゃうときがあるんです」。

画像: マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を映画化する新作『サイレンス(原題) / Silence』など世界を舞台に活躍を続けている浅野忠信。

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