映画『ブラックハット』

『ヒート』『コラテラル』などのマイケル・マン監督がサイバーテロをテーマに描くサスペンスアクション。
コンピュータやネットワークを攻撃するハッカー「ブラックハット」を題材にネットワーク不法侵入により世界を脅かす凶悪犯を追跡すべく、獄中から駆り出された元ブラックハットの奔走を活写する。

画像: 映画『ブラックハット』

『マイティ・ソー』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが主演し、『ラスト、コーション』などのタン・ウェイとワン・リーホンらが共演。
犯人を追い掛け、シカゴから香港、マレーシア、ジャカルタを駆け巡る。133分間、まったくダレずにドキドキしっぱなしだよ。
さすがマイケル・マン監督!!

冒頭、あまりにも古いサイバーものの演出CGに度肝を抜かれたけれど(笑)、テンポも良いわ、二転三転して面白いわ、全然飽きなかった。

前半のサイバー犯罪とその捜査はサイバーものなのに画面に釘付けにするあたりがとってもクール、後半は激しい移動や派手な銃撃戦でスリリングな展開がとってもホット。

サイバー犯罪とはいえ、犯人も追う者も物体として確かに存在するんだなあ。
ハンディカメラの映像は緊張感たっぷり、望遠やアップも巧みに使って効果的で迫力いっぱいだ。
特に銃撃戦や夜景のシーンはやっぱりマイケル・マンって感じでとっても良いよね。

クリス・ヘムズワースはイケメンで天才ハッカーで銃も格闘も行けるってのはどうなのよ…と思いながらも見せ場たくさんでイイ。
観後は心地良い疲労感に包まれながらも気分スッキリ。娯楽映画としてとっても良くできてると思う。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画『ブラックハット』 予告

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