映画界の神童が、今年はカンヌの審査員。
公式ページのインタビュー

私はタイタニックなら何度見てもいいです。もう空で覚えていますよ。それは私が好きな映画というだけでなくこれはもう私の辞書ですよ。

画像: http://www.festival-cannes.fr/jp/theDailyArticle/61826.html

http://www.festival-cannes.fr/jp/theDailyArticle/61826.html

映画をあまり見ないというドラン監督の創造の源泉について---。

映画に本当のインスピレーションを与えたものは、写真集、画家、詩などです。映画よりもその他のすべての媒体から影響を受けています。映画は、写真、彫刻、文学、詩から影響をうけるとき、映画がインスピレーションを与えます。まるでささやきのようです。耳から耳へと伝わりやがて群衆にささやかれる秘密のようなものです。最後の人に到達したとき、秘密が完全に違うものとなっているのです。これが私のインスピレーションです。写真を見ている時は完全に他の場所にいっています。

初のカンヌの審査員。審査に基準は---。

今年は賞を授ける側にいますね。どの感覚をもって映画を評価しますか。

私の心ですね。頭もですがやはり心が先ですね。私の特徴、反応、欲求、欲望ではなく、人物像、話の筋、映画のそれを見ます。この映画は何を言わんとしているのか。こうして撮影の舞台の映画に知的な側面を加えるのです。私達が準備するもの、計算するもの、数学的なものです。そして製作の時に舞台で無意識にしていることがあります。これが、芸術の主観的要素であり、ほんの少しの真の芸術なのです。Marcel Duchampがある宣言書に書いていました 。監督が無意識に芸術的になれるのはとても少ない確率です。それがある限り、少しの率直さがある限りそれが芸術であり、そこに映画があるのです。

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