アニメーション映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の押井守監督がメガホンを取った実写作品『東京無国籍少女』の劇場公開が決定した。『TOKYO TRIBE』のヒロイン役で注目を浴びた清野菜名が映画初主演。「そろそろ自分自身で設けてきた枠を外そうと考えていた」と語る押井監督が、これまで避けてきた凄惨(せいさん)な暴力や性的描写を解禁して臨んだ、ソリッドサスペンスとなる。
これまで実写で避けてきた暴力や性的描写、さらに「血のり」や「女子高生」といった要素を解禁。新たな試みについて、「直接的な暴力や性的な描写を解禁しても、自分の映画は変わらないようです。意外にも愉しんで演出できました。そういう年齢になったのでしょう」と手応えを語っており、往年の押井作品ファンにとっても見逃せない一本になりそうだ。