画像: 映画「野火」

映画「野火」



やっと香港国際映画祭で、塚本晋也監督の「野火」を見た。

わたしがこよなく愛する、大岡昇平の原作小説、市川崑の映画は、

このような、全身全霊をかけて製作された形で、

塚本によって、超えられたことに感動した。

これは「戦争映画」ではない。

「地獄映画」だ。

画像: シネフィル新連載:「林 家威監督シネマドリフターの映画旅日記 」#09 香港国際映画祭で、塚本晋也監督の「野火」を見た

この87分の無間地獄が、安倍政権の平成末期に現れることだけ

でも、今年の邦画ナンバーワンは、

たとえほかの映画が、如何に素晴らしくても、

「野火」に座を譲るしかない。

必見!

林 家威:映画監督。『恋するミナミ』他。

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