女優で映画監督のイザベラ ロッセリーニが、カンヌ映画祭の公式セレクション「ある視点部門」の審査員長と決定した。すでに、コンペティションの審査委員長にはジョエル&イーサン コーエン監督が決定している。
この部門を構成する約20本の作品は、コンペティション部門と同時に4月16日の記者会見で発表される。

画像: http://www.festival-cannes.fr/jp/article/61298.html

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イタリアの映画監督ロベルト ロッセリーニと、今年のカンヌ映画祭でオマージュを捧げるスウェーデンの女優イングリッド バーグマンの娘であるイザベラ ロッセリーニは、父の元で着付け係として映画界にデビューし、その後、家族の友人であるタヴィアーニ兄弟監督のために女優になり、『草原』(1979年)で役を与えられます。すぐに彼女のキャリアは国際的に開かれ、テイラー ハックフォード監督の『ホワイトナイツ/白夜』(1985年)、ノーマン メイラー監督の『タフガイは踊らない』(1987年)、ニキータ ミハルコフ監督の『黒い瞳』(1987年)に出演し、デヴィッド リンチ監督の『ブルーベルベット』(1989年)と『ワイルド アット ハート』(1990年)ではミステリアスで苦悩する女性の役を演じました。

彼女はイタリアとアメリカのテレビと映画で様々な役を演じることになりますが、アベル フェラーラ監督の『フューネラル』(1996年)と、その力強い演技のが素晴らしいジェームズ グレイ監督の『トゥー ラバーズ』(2008年)で映画作家の作品に回帰します。2010年にはサヴェリオ・コスタンツォ監督の『La solitudine dei numeri primi』(The Solitude of Prime Numbers)に出演します。
2008年にはロバート レッドフォード監督に要望され、動物の生殖、誘惑の方法、母としての行動をテーマとしたミニシリーズの監督に乗り出します。サンダンスTVにとって製作された『Green Porno』『Seduce me』『Mammas』は、彼女の抗し難い喜劇の才能と少しずれたユーモアを引き立たせています。
イザベラ ロッセリーニとジャン クロード カリエールはこれらの作品から『Animals Distracted Me』と題された舞台版を作り、世界ツアーで成功を収めることになります。

カンヌ映画祭の際には、イザベラ ロッセリーニは母親へのオマージュに参加し、カンヌ クラシックで上映されるStig Björkman監督のドキュメンタリー『Ingrid Bergman, in Her Own Words‏』の上映に出席します。
彼女は母親の生誕百周年の祝う『Ingrid Bergman Tribute』もスタートさせます:彼女の自伝とロベルト ロッセリーニとの書簡を交えたGuido TorloniaとLudovica Damiani演出の舞台で、世界中の大劇場で上演されます。

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