画像: 取材・文:斉藤由紀子 写真:高野広美 http://www.cinematoday.jp/page/A0004493

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テレビドラマ「リーガルハイ」シリーズの監督・石川淳一と脚本家・古沢良太が、戸田恵梨香、松坂桃李ほか豪華キャストを迎えて作り上げた『エイプリルフールズ』。

4月1日の大都会を舞台に、総勢27名のユニークな登場人物たちが「うそ」で大騒動を繰り広げる群像劇だ。
本作で対人恐怖症の妊婦・あゆみを演じた戸田と、セックス依存症の天才外科医・亘を演じた松坂が、撮影時のエピソードを語り合った。

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写真:高野広美

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■コメディーかと思ったらラブストーリーだった!

Q:「笑えるうそ」や「泣けるうそ」が満載の、ハートフルな作品ですね。

戸田恵梨香(以下、戸田):演じているときは、コメディー色が強い作品だと思っていたんです。その中に、ちょっとしたラブストーリーもあるという印象だったんですけど、完成版を観たら、これはラブストーリーなのだとあらためて思いました。どのパートも「うそ」がテーマなんだけど、人それぞれの個性や日本人らしい優しさなどが、自然な形で描かれている作品だと思いました。

松坂桃李(以下、松坂):気持ち良く観られる映画ですよね。余計なことは何も考えずに、世界に入り込むことができる。クスッと笑えるところも、隙をつかれてスッと感情を揺さぶられてしまうところもあって、見終わったあとにすがすがしい気分になれます。

Q:戸田さんが演じたあゆみは、一夜限りの関係だった亘の子を宿し、彼に結婚を迫る対人恐怖症の妊婦。演じてみていかがでしたか?

戸田:対人面で問題のある役って、なぜか楽しくやれてしまうんです。わたし自身にも問題があるのかな……(笑)。でも、実際は表現が難しかったりもするんですよ。どもってしまうところがあるんだけど、そこをやりすぎると何を言っているのかわからなくなってしまう。ある程度、観る方にわかりやすくしながらも、その中で不器用さを表現していくお芝居が求められるので、すごくやりがいがありました。

Q:松坂さんは、いろんな女性とベッドインしてしまうチャラ男・亘という、今までにない役柄でしたね。

松坂:いやー、あんなにゲスい役は初めてだったので、すごく楽しかったです。女性が待っているベッドに僕が飛び込んでいくシーンがあって、石川監督からは「アニメ『シティーハンター』の冴羽リョウみたいにやってほしい」と言われたんですけど、僕は「ルパン三世が不二子ちゃんに飛び掛かるイメージ」で、ピョーンと行かせてもらいました。

戸田:あれってルパンだったんだ! 確かに、そんなイメージだったかも(笑)。わたし、ルパンって大好き!

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写真:高野広美

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映画『エイプリルフールズ』は4月1日から全国公開!

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