画像: http://eiga.com/news/20150329/7/

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東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の井筒和幸監督の自選特集上映
3月28日、商業映画デビュー作「ガキ帝国」が上映された。
30年前の作品の上映に「裸体をさらすかのような写真で恥ずかしい限り」照れた監督。
同作の思い出や、島田紳介との様々なエピソードを明かして会場を沸かせた。

紳助が「本気で蹴られまくってるから止めてくれ!」と訴えてきたこともあり、それに井筒は「わかった」と応じつつ、「もっといったれ!」と相手役の俳優をけしかけたそうで、会場は笑いに包まれた。

自身の作品で描かれる暴力について「知恵や知力のない者が暴力に訴える。言葉でコミュニケーションが成り立たない奴らの暴力を描いてきたつもりです」と説明。その上で「もっと巨大な暴力、大人の暴力を撮りたい気持ちはある。沖縄のヤクザやノモンハン事件の映画をやってみたいけど、僕にやらせてくれるメジャーの映画会社はないでしょう……」と嘆いていた。

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井筒 和幸監督の特集上映が3月17日より国立近代美術館のフィルムセンターで開催される。 自主制作のピンク映画『行く行くマイトガイ 性春の悶々』(1975)で異色の商業デビュー。 その後ピンク映画で活躍、最初の一般映画にして出世作『ガキ帝国』(1981)から、 つねに自己の撮りたい世界を追求している井筒和幸監督の作品を上映します。 現在、監督主導の企画が通りづらい状況において、あるべき映画の姿を追い求めてきた井筒監督。 その矜持を、いまこそ初の本格的レトロスペクティヴとして上映される15作品で感じて下さい。 『足乃裏から冥王まで』より ”1975年にピンク映画『行く行くマイトガイ 性春の悶々』で商業デビューを果たした井筒。「甘っちょろい予定調和の映画が大っ嫌い」と語る井筒は、不良たちを主人公にした青春群像劇や、芸人や新人女優、アイドルなどを重要な役に起用した数々の作品を発表している。” 参照元 『ヒーローショー』 ©2010「ヒーローショー」製作委員会 参照元 http://www.cinra.net/news/20150302-idsutukazuyuki 上映作品リスト 1 足乃裏から冥王まで(75分・16mm・カラー) 2 ガキ帝国(116分・35mm・カラー) 3 TO THE FUTURE(20分・35mm・カラー) みゆき(97分・35mm・カラー) 4 二代目はクリスチャン(101分・35mm・カラー) 5 ツタンカーメン王の呪い(32分・35mm・カラー) 犬死にせしもの(103分・35mm・カラー) 6 岸和田少年愚連隊(106分・35mm・カラー) 7 突然炎のごとく(62分・35mm・白黒) さすらいのトラブルバスター(90分・35mm・カラー) 8 のど自慢(113分・35mm・カラー) 9 ゲロッパ!(112分・35mm・カラー) 10 パッチギ!(119分・35mm・カラー) 11 ヒーローショー(132分・35mm・カラー) 12 黄金を抱いて翔べ(129分・35mm・カラー)

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