映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記 (スペースヒーローズ)』。
「ドラえもん」の長編アニメシリーズ35作目。
35周年記念作品として宇宙を舞台にドラえもんやのび太、仲間たちが宇宙にあるポックル星を守るために戦う姿を描く。
ひみつ道具でヒーロー映画を撮影して遊んでいたドラえもんたちが地球に不時着したポックル星人に本物のヒーローと思われたことから宇宙へ向かい、戦うことになる様子を映し出す。『ゲド戦記』などで原画や作画監督を担当してきた大杉宜弘が監督を務める。
おなじみのキャラクターたちがスーツに身を包み、スクリーン狭しと活躍する姿に元気をもらう。いやあ、史上最高、目茶苦茶カッコイイのび太。真実を明かさない強さと優しさ、自信満々な単独(!!)行動、笑いは持ってくけれど今回はいつにも増して輝いててカッコ良過ぎなくらいだよ。
展開はありきたりっちゃーそうだけど、いつもよりギャグは多かったかな? キャラクターの心情が伝わるほどにハイクオリティな作画、ポックル星の色彩や敵キャラ、秘密基地など美術や背景含めたリッチな画面、ド派手な演出はさすがに素晴らしい。
何度も聴いた「ミラクル銀河防衛隊のテーマ」が頭の中で鳴り止まない…。小学4年生から観続けてもう35年ですって!?
ずっとドラえもんたちに勇気付けられてるんだなあ、ボク。