ソニー、音響・映像機器の「清算」も視野?
ゲームやコンテンツ主軸にするとソニーの未来像を初めて具体的に示唆!画像: ソニー、音響・映像機器部門の「清算」も視野?ゲームとコンテンツ(映画、音楽)を中心としたエンタテイメント企業を目指す!?

参照元
http://www.nippon.com/ja/currents/d00170/

”社長兼CEOの平井氏はソニーの未来像を初めて具体的に示唆した。
それは、ゲームとコンテンツ(映画、音楽)を中心としたエンタテイメント企業である。つまり、世界有数のAV(音響・映像機器)メーカーとして成長してきたソニーの否定であり、それからの脱却でもある。”

音響・映像は「成長見込めない」事業と位置付け
”たとえば、平井氏はソニーの事業を①成長けん引領域、②安定収益領域、③事業変動リスクコントロール領域の3つに分ける。ゲームとコンテンツは①に所属し、成長戦略(集中的な投資による売上げと利益の拡大)を担う事業と位置付けられたのに対し、AV事業は②と③に振り分けられ、いずれも将来の成長性を見込めない事業と判断されていた。例えば、15年度から始まる3カ年の中期計画でも、AV事業はどれも売上高などの数値目標は14年度を下回っている。 
②のウォークマンなどの音響機器やビデオ、デジカメなどの分野はすべて分社化され、大規模な投資を行わず既存のリソースで収益の確保を担う事業とみなされた。平井氏は分社化の理由を「組織の階層を減らし意思決定を早めることで、結果・説明責任を明確にする」ためと語っているが、そのまま受け取るメディア・業界関係者は少ない。
パフォーマンスが悪くなれば、事業からの撤退及び売却を容易にするための分社化だと見られている。そう受け止められても仕方がないのは、③のスマホなどモバイル部門とテレビ事業に関して撤退及び売却の可能性を否定しないと明言したからである。要するに、AV事業の精算である。”

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http://www.nippon.com/ja/currents/d00170/

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