やはり、近未来モノを撮らせたら最高のテリー・ギリアム監督。
今回のテーマは、コンピューターに支配された世界で人が生きる意味を問う。
5月16日公開に向けて予告編も解禁!
シネフィルアジアで海外版予告なども紹介していましたが、
監督自身、近未来の世界観は秋葉原から取ったと明言。
予告を見るだけで、クリエイターの心をつかみます。
http://www.cinematoday.jp/page/N0070880
鬼才テリー・ギリアム監督が映画『12モンキーズ』に続く近未来物として手掛けた新作『ゼロの未来』
この近未来の世界観には、ギリアム監督は初来日時に訪れて驚いたという秋葉原での経験が反映されているとのこと。ギリアム監督は「とても西洋化されたホテルに宿泊し、そのあと秋葉原に行ったんだ。秋葉原駅で電車を一歩降りると、騒音や映像やダンスをしている姿や洗濯機やタイプライターや踊っている人の姿が目や耳に入ってきて……あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった」と振り返り、「『ゼロの未来』のオープニングシークエンスは、わたしの秋葉原旅行そのものなんだ」と明言している。
参照元
http://www.cinematoday.jp/page/N0070880
近未来世界。世間になじめない天才コンピューター技師コーヘン(ヴァルツ)は、謎の定理を解明する義務を任される。荒廃した協会に一人で住み、定理の解明と人生の目的を知る為、ある電話を待ち続ける。
ある日、パーティーに連れ出されたコーヘンはそこで魅力的な女性ベインスリー(ティエリー)と出会う。強引なベインスリーに最初は迷惑するコーヘンだったが、次第に彼女に惹かれていく。
また同じ頃、会社の社長の息子でコーヘンと同じくコンピューターの天才であるボブとも交流が始まる。
閉ざされた世界で恋を知ったコーヘンは生きる意味を知るが・・・。
監督:テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』、『12モンキーズ』、『Dr.パルナサスの鏡』、『ローズ・イン・タイドランド』、『ブラザーズ・グリム』
出演:クリストフ・ヴァルツ『イングロリアス・バスターズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
デヴィッド・シューリス『ハリー・ポッター』シリーズ、『戦火の馬』
メラニー・ティエリー『海の上のピアニスト』、『バビロンA.D.』、
ルーカス・ヘッジズ『とらわれて夏』
製作:リチャード・D・ザナック『スウィーニー・トッド』、『猿の惑星』
ディーン・ザナック『ロード・トゥ・パーディション』
原題:The Zero Theorem
配給:ショウゲート