バレンタインデーに公開されるアラン・レネ監督の遺作『愛して飲んで歌って』。

巨匠の最後の贈り物は、大いなる人間賛歌!!!

昨年、『第64回ベルリン国際映画祭』で銀熊賞にあたるアルフレッド・バウアー賞と、国際批評家連盟賞を受賞した作品。
今までにも、映画界に多くの影響を与えた『夜と霧』『二十四時間の情事』『去年マリエンバートで』などの数々の名作を作ってきた監督。
近年、スティーヴン・ソダーバーグ、アルフォンソ・キュアロン、クリストファー・ノーランといったハリウッドのヒットメイカーらがレネの影響を公言し、ますますその偉大さが評価されていた。
当然、シネフィルは遺作となってしまったこの作品も、見逃すわけにはいかない。

アラン・レネ監督のコメント
映画のタイトルを『Life Of Riley』(お気楽な生活)から『愛して飲んで歌って』にしたのはリズムの問題だ。オリジナルの戯曲はピンク・フロイドの音楽にずっと浸かっている。それは1960年と70年という特別な時代を私に思いおこさせるが、私はそこから離れたかった。映画には違うリズムをつけ、コントラストをはっきりさせた演出にしたかった。アカデミックに見えたものが突然トーンを変えるような。
人物がブルッチの書割を出たり入ったりするように、観客も舞台と映画の間を行ったり来たりする。レイモン・クノーの作品のようなごちゃまぜのラタトゥイユみたいにして舞台と映画の壁を突き破らせ、最後には完全なる自由さを持たせたかった。それが、私が夢見たことだ。
私の映画にすべていえることだが、私は型に興味がある。型がなければ感情もない。 一緒にあるはずのないものをごちゃまぜにする。それこそが、私が“危険と混沌”の魅力と呼ぶものに他ならない。どうして映画を作るのか?という質問にはいつも同じ答えがある。それは作られる過程を見るためだ。
参照元
http://www.cinra.net/news/20141118-aishite

画像1: バレンタインデーに公開の巨匠アラン・レネの遺作『愛して飲んで歌って』。もっと巨匠を知るイベント開催決定!

アラン・レネ監督
参照元
http://crest-inter.co.jp/aishite/

画像2: バレンタインデーに公開の巨匠アラン・レネの遺作『愛して飲んで歌って』。もっと巨匠を知るイベント開催決定!
『愛して飲んで歌って』

2015年2月14日(土)から岩波ホールほか全国順次公開

監督:アラン・レネ

原案戯曲:アラン・エイクボーン『Life 0f Riley(お気楽な生活)』

出演:
サビーヌ・アゼマ
イポリット・ジラル
カロリーヌ・シオル
ミシェル・ヴュイエルモーズ
サンドリーヌ・キベルラン
アンドレ・デュソリエ

配給:クレストインターナショナル

あの、「夜と霧」が一日だけ35ミリ上映

そして、アラン・レネ監督の命日にあたる3月1日に、
レネ監督の名を世界に知らしめた衝撃のドキュメンタリー映画「夜と霧」(1955)
が、岩波ホールで追悼上映が決まりました。


画像3: バレンタインデーに公開の巨匠アラン・レネの遺作『愛して飲んで歌って』。もっと巨匠を知るイベント開催決定!

【アラン・レネ監督1周忌追悼企画「夜と霧」35ミリ上映+田原総一朗氏トークイベント】
レネ監督の名を世界に知らしめた衝撃作、世界で初めてアウシュビッツでの大量虐殺を告発した
ドキュメンタリー「夜と霧」(1955)を、3月1日の命日に岩波ホールで追悼上映することが決定しました!
貴重なフィルム上映です。
当日は、上映前に、ジャーナリストの田原総一朗氏をお招きし、
『夜と霧』をはじめとする歴史の重い側面をドキュメンタリーやドラマにして来たアラン・レネが、“人生、愛して飲んで歌って”という最後の作品にたどり着いた境地を語っていただくトークショーを行います。
ぜひご参加ください。

3月1日(日)19時より岩波ホール
田原総一朗氏によるトーク(約30分)の後「夜と霧」(32分)上映
料金1,200円(税込)均一

世界の映画史に残るこの作品も、今一度見てみたい。


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