シネフィル映画短評 第81回『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー(原題: Love & Mercy)』
「ザ・ビーチ・ボーイズ」の中心メンバーとして数々の名曲を生み出す一方で、音楽制作の過程で精神的に極限まで追い詰められるといった逸話でも知られるブライアン・ウィルソン。
彼の栄光と苦悩の半生をブライアン本人公認のもと映画化。
1960年代「サーフィン・U.S.A.」をはじめとするヒット曲により人気の頂点にいたザ・ビーチ・ボーイズ。
現在は傑作と称えられるも、発表当時は世間をにぎわせた「ペット・サウンズ」制作の裏側、そして妻メリンダと出会い再び希望を見いだしていく様を描く。
監督はアカデミー賞作品『それでも夜は...