韓国の名匠ホン・サンス監督のデビュー三十周年を記念し、記念して、新作 5 本を5カ月連続で公開する「月刊ホン・サンス」が、ユーロスペースにて開催。
第一弾は第 74 回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した『旅人の必需品』が上映される。

監督デビュー30 周年記念! 5 カ月連続で新作を味わう「月刊ホン・サンス」
第1弾は新作『旅人の必需品』、加瀬亮主演作『自由が丘で』も限定上映!

1996 年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から 30 年。これまで 30 本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での 5 度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネツィア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無二の存在感を示してきた。
ホン・サンス監督のデビュー30 周年を記念して、2025 年 11 月から 2026 年 3 月までの 5 カ月間、最新作を含む新作 5 本を月替わりで公開する「月刊ホン・サンス」を開催。幕開けを飾るのは、イザベル・ユペールがソウルにやってきたミステリアスな旅人を演じる『旅人の必需品』(英題:A Traveler’s Needs)。さらに、一部劇場限定で、新作にリンクしたテーマで過去作を振り返る特集「別冊ホン・サンス」も同時開催。その第 1 弾は、加瀬亮が年上の韓国人女性を追ってソウルにやって来た男を演じた『自由が丘で』(14)。ソウルを舞台に描かれる二人の異邦人の物語を、新旧の作品を通して堪能できる機会となる。

韓国の名匠ホン・サンス×フランスの名優イザベル・ユペール、3 度目のコラボレーション
キービジュアル・予告編・場面写真 6 点解禁

【STORY】
ソウルを旅する謎めいたフランス人女性イリス(イザベル・ユペール)。フランス語の個人レッスンをしている彼女は、生徒たちの家を渡り歩くが、あまりに風変わりな教え方に、人々はみな戸惑うばかり。レッスンが終わると、彼女は年下のボーイフレンドの家へと帰っていく。イリスは何をしに韓国へやってきたのか。なぜフランス語を教えているのか。韓国の国民的詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩に触れるなかで、徐々に彼女の謎に満ちた日常が浮かび上がっていく。

ホン・サンス監督の 31 作目となる『旅人の必需品』は、第 74 回ベルリン国際映画祭で5度目の受賞となる銀熊賞(審査員賞)を受賞。『3 人のアンヌ』(12)、『クレアのカメラ』(17)に続き、3度目となるイザベル・ユペールとのコラボレーションは、「現代映画界屈指の独創的で刺激的な俳優×監督コンビが生んだ傑作!(IndieWire)」と絶賛。
詩とマッコリと愛する旅人の足取りを通して出会う、ミステリアスでユーモラスなソウルの街と人々。これまで以上に軽やかでロマンチックなコメディドラマとなっている。

今回解禁されたキービジュアルは、花柄のワンピース姿で石の上に佇むユペールの姿を捉えたもの。ミステリアスな表情とともに映し出されるコピーは、彼女の“必需品”である「詩、マッコリ、年下のボーイフレンド」。旅人イリスの日常への好奇心をかき立てる仕上がりとなっている。加えて、解禁された場面写真では、ユペール以外にも、ここ数年来のホン・サンス作品常連となる俳優たちの顔ぶれが並ぶ。イリスがレッスンを行う生徒役をイ・ヘヨン(『小説家の映画』)、そのパートナー役をクォン・ヘヒョ(『WALK UP』)、そして年下ボーイフレンド役を『ミマン』(23/キム・テヤン監督)で主演を演じたハ・ソングク(『小説家の映画』)、その母親役をチョ・ユニ(『WALK UP』)が演じている。

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イザベル・ユペール×筒井真理子
国際的に活躍する俳優 2 名によるトーク付き先行上映開催決定!

映画の公開を記念して、10 月 13 日(月・祝)ユーロスペースにて、主演のイザベル・ユペールを迎えた登壇イベントの開催が決定。
対談相手を務めるのは、『淵に立つ』『よこがお』『波紋』などで国内外の主演女優賞を多数受賞し、11 月には主演作『もういちどみつめる』の公開を控える筒井真理子氏。筒井真理子氏は、ホン・サンス作品の熱心なファンであり、2023 年に刊行された「フィルムメーカーズ」(発行:オムロ)のホン・サンス巻では、責任編集を務めた。国際的に活躍し、各方面から出演オファーが絶えない、国際的に活躍する二人の女優が、ホン・サンスの魅力を語り合う貴重な一夜をぜひお見逃しなく。チケットは 10 月 10 日(金)より、オンライン&劇場窓口にて販売。

画像: イザベル・ユペール

イザベル・ユペール

画像: 筒井真理子

筒井真理子

【開催概要】
●日時:2025年 10 月 13 日(月・祝) 17:25の回上映後
●会場:ユーロスペース (〒150-0044 東京都渋谷区円山町1−5 KINOHAUS 3F)
●ゲスト:イザベル・ユペール(主演)、筒井真理子(俳優) MC:小川知子(ライター) ※敬称略
※登壇者は都合により、予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※映画上映後に、トークイベントを実施致します。
●チケット情報:
【チケット料金】2,500 円均一(税込)
※ムビチケ・各種鑑賞券はご利用いただけません。
※各種割引・招待券・優待券はご利用いただけません。
【チケット発売】
オンライン:2025 年 10 月 10 日(金)AM0:00 より発売
劇場窓口:2025 年 10 月 10 日(金)劇場オープン時間より発売
※オンライン販売で完売した上映についてはチケットカウンターでの販売はありません。
詳細は下記劇場公式サイトをご確認ください。

http://www.eurospace.co.jp/

数量・ユーロスペース限定!
新作 5 作品を鑑賞できる特典付きカード型前売り券「ホン・サンス・パス」発売決定!

さらに、ユーロスペースでは、ホン・サンスの新作 5 本を全て観られるお得なカード型前売り券「ホン・サンス・パス」を数量限定で販売する。販売数は 100 枚限定で、購入特典としてオリジナルトートバッグが付く。新作 5 本の全て鑑賞を検討している人にぴったりのスペシャルチケットとなっている。なお、チケット販売開始日は 10 月 13 日(月・祝)より、ユーロスペース窓口にて販売予定。

画像1: 監督デビュー30周年記念「月刊ホン・サンス」第1弾『旅人の必需品』主演イザベル・ユペール×筒井真理子 トーク付き先行上映開催!キービジュアル&予告&場面写真も解禁

CREDIT

『旅人の必需品』
脚本・監督・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演:イザベル・ユペール、イ・ヘヨン、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、キム・スンユン
2024 年/韓国/韓国語・フランス語・英語/90 分/カラー/16:9/ステレオ/原題:여행자의 필요/英題:A Traveler's Needs/字幕:齋藤敦子/字幕
監修:根本理恵 配給:ミモザフィルムズ
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