『かたつむりのメモワール』公開記念 
『メアリー&マックス』一回限りの特別上映

画像1: (c) 2008 Screen Australia, SBS, Melodrama Pictures Pty Limited, and Film Victoria


(c) 2008 Screen Australia, SBS, Melodrama Pictures Pty Limited, and Film Victoria

「心の一本」「人生ベスト級の傑作!」
再上映を求める熱い声にお応えし、6月21日(土)にヒューマントラストシネマ渋谷にて1回限りの上映が実現!

『メアリー&マックス』は2009年にアヌシー国際アニメーション映画祭のクリスタル賞(最高賞)を受賞し、日本では2011年4月に劇場公開された、アダム・エリオット監督のストップモーション・アニメ。
オーストラリアで暮らす8歳のひとりぼっちの少女メアリーと、ニューヨークで孤独に暮らすアスペルガー症候群と過食症を抱えた44歳の男性マックスが、文通で少しずつ心を通わせていく、20年にわたる交流を丁寧に描いた感動作だ。メアリーの声をトニ・コレット、マックスの声をフィリップ・
シーモア・ホフマンが担当し、個性派俳優ふたりの名演も大きな話題をよんだ。
日本でも劇場公開時には「心の一本」「人生ベスト級の傑作!」と絶賛の口コミが広がり、その後も多くの映画ファンの心を掴んで離さない不朽の名作となっていた。日本では権利上の問題から長らく再上映の機会がなく、配信サービス上でも視聴できない状況にあったが、多くのファンたちからの「最新作『かたつむりのメモワール』の前に、また『メアリー&マックス』の感動を味わいたい!」と再上映を求める熱い声にお応えし、6月21日(土)にヒューマントラストシネマ渋谷にて、1回限りの上映が実現!
あの感動がスクリーンに蘇る、貴重な機会をぜひお見逃しなく。

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<『メアリー&マックス』STORY>
オーストラリアに住む8歳の少女メアリーは、いじめられっ子でひとりぼっち。ある日、アメリカに住む“誰かさん”と文通をしようと思い立ち、分厚い電話帳から風変わりな名前のマックス・ホロウィッツさんを選び出し、早速手紙を書いてみる。一方、ニューヨークに住むマックスは、44歳の男性。アスペルガー症候群と過食症を抱える彼もまた、孤独な日々を送っていた。そんな彼のもとに、オーストラリアから一通の手紙が届く。それはメアリーとマックスの大陸を越えた20年以上にわたる交流の始まりだった…。

<上映詳細>
■日時:6月21日(土) 13:50 (上映時間92分)※BD上映
■会場 ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 7・8F)

https://ttcg.jp/human_shibuya/access/

【チケット料金】通常料金
※ムビチケオンライン、各種ご招待券、無料券はご使用いただけません
【チケット販売】6月19日(木) 0時よりヒューマントラストシネマ渋谷チケット予約ページ、6月19日(木) 劇場OPEN時より、ヒューマントラストシネマ渋谷劇場窓口にて販売

監督・脚本:アダム・エリオット
声の出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、トニ・コレット、
エリック・バナ、ハリー・ハンフリーズ
2008年/カラー/94分/35ミリ/英語/オーストラリア/原題:Mary & Max/字幕翻訳:岡田壯平

最新作『カタツムリのメモワール』

画像1: (c)2024 ARENAMEDIA PTY LTD, FILMFEST LIMITED AND SCREEN AUSTRALIA

(c)2024 ARENAMEDIA PTY LTD, FILMFEST LIMITED AND SCREEN AUSTRALIA

6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿 ほか全国順次公開!!

製作期間8年!セット数200、小道具7000個、カット数13万5000…
ストップモーション・アニメへの途方もない愛と情熱が生んだ、温かな人生賛歌!

幼い頃から周囲に馴染めず、孤独を抱えて生きてきた女性グレース。
カタツムリを集めることが心の拠り所だった彼女が、個性豊かな人々との出会いと絆を通して少しずつ生きる希望を見出していく、波乱万丈な半生をユーモアとサプライズ満載で優しく描いた感動のクレイアニメーション。
監督は、『ハーヴィー・クランペット』でアカデミー賞(R)短編アニメーション映画賞を受賞、初長編作品の前作『メアリー&マックス』でアヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞ほか数々の映画賞を受賞し、いま世界中で最も称賛を集めるアニメーション作家のひとりとなったアダム・エリオット。
フルCGが主流となったアニメーション界で、一貫してCGやAIに頼らず昔ながらの手作業にこだわり、ひとコマずつ丁寧に作り上げる圧巻のクオリティで幅広い観客を魅了している。本当に生きているかのように表情豊かなキャラクターたちが持つデコボコの質感は、人間の不完全さこそを愛する彼の美学を繊細に体現。ハンドメイドのぬくもりと味わいをまとった、どこか不格好でクセのあるキャラクターたちが生き生きと動き回る姿は、愛おしく思わずにはいられない。

ギレルモ・デル・トロ監督も絶賛!
「大好きな映画。人生を肯定する美しさとユーモアにあふれている」

時にブラックユーモアも織り交ぜながら、誰もが共感できる人生の喜びと悲しみ、ほろ苦さにそっと寄り添う温かな視点は、批評家・観客双方から賞賛を集めている。
ロンドン映画祭では実写映画も含むすべての作品のなかで最優秀作品賞に輝き、全米批評サイトRotten Tomatoesでは95%フレッシュの圧倒的な高評価を獲得している(1/21時点)。

画像2: (c)2024 ARENAMEDIA PTY LTD, FILMFEST LIMITED AND SCREEN AUSTRALIA

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<STORY>
1970年代のオーストラリア。グレースは双子の弟ギルバートと父親の3人で慎ましくも幸せに暮
らしていた。母親は出産と同時に亡くなり、病気がちで学校ではいじめっ子の標的にされるグレースだったが、いつも守ってくれる頼もしいギルバートと、愛情深くひょうきんな父が側にいてくれた。しかし突然、父が睡眠時無呼吸症候群で亡くなり、グレースとギルバートは別々の里親の元で暮らすことに。離れ離れになった2人は手紙で励まし合い「いつか必ずまた会おう」と約束するが、グレースは寂しさのあまりカタツムリを集めることだけが心の拠り所となった孤独な日々を送るようになる。そんなある時、ピンキーという陽気で変なことばかり言うお婆さんと出会い、2人はいつしかかけがえのない友だちになっていく…。

監督・脚本:アダム・エリオット『メアリー&マックス』『ハーヴィー・クランペット』 
出演(声):サラ・スヌーク『スティーブ・ジョブス』『プリデスティネーション』、ジャッキー・ウィーバー『世界にひとつのプレイブック』、コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、ドミニク・ピノン『アメリ』、エリック・バナ『ハルク』、ニック・ケイヴ
2024年/オーストラリア/英語/94分/カラー/5.1ch/G/原題:Memoir of a Snail/日本語字幕:額賀深雪/配給:トランスフォーマー
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アダム・エリオット監督

画像: アダム・エリオット監督

メルボルンを拠点にインディペンデントで活動するオーストラリア人のアニメーター、ビジュアル・アーティスト。
家族や親族を題材にした短編『アンクル』(1996)、『カズン』(1998)、『ブラザー』(1999)で国内外のアニメーション賞を数多く受賞し、ジェフリー・ラッシュがナレーションを担当した『ハーヴィー・クランペット』(2004)でアカデミー賞(R)短編アニメーション賞ほか32に及ぶ映画賞を受賞し、一躍世界的な注目を集める。
初長編作品『メアリー&マックス』(2009)はサンダンス映画祭でプレミア上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭ではクリスタル賞(最高賞)を受賞。劇場上映後も配信で人気を博し、現在ブロードウェイ・ミュージカルとヨーロッパで6つの舞台化が進行している。これまでのキャリアで1000以上の映画祭に招待され100以上の賞を受賞。
パリ、日本、カナダ、メキシコ、スペイン、シンガポールで彼の“クレヨグラフィー(クレイアニメーションのバイオグラフィー)”の展覧会や回顧展が多数開催されている。

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