山中瑶子監督、主演・河合優実の映画『ナミビアの砂漠』が 第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品が発表されました・
第39回ぴあフィルムフェスティバルで取り上げられ、PFFアワード で観客賞を受賞、その後に第
68回ベルリン国際映画祭のフォーラム 部門に史上最年少で招待され、香港国際映画祭やカナダのファンタ ジア映画祭など、各国の映画祭で評判となり話題をさらった傑作映画『あみこ』(2017年)。
監督は、初監督作品、しかも撮影当時僅か19歳という若さと異例の経歴で、その名を世に知らしめた山中瑶子。
偶然『あみこ』をニューヨークの映画祭で観た坂本龍一もその才能に惚れ込み、「60年代初頭に登場したヌーヴェル・ヴァーグの映画のような軽さと滑稽さ、痛さとテンポが感じられる。今後の作品が楽しみだなあ。」 とコメントを寄せた。
あれから7年、本作『ナミビアの砂漠』は山中監督の本格的な長編第一作となる。主役に抜擢されたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ「不適切にもほどがある!」でお茶の間でも話題沸騰、飛ぶ鳥を落とす勢いの 新時代のアイコン、河合優実。彼女もまた、『あみこ』を観て衝撃を受けた一人。公開当時学生だった彼女は 『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行った。そして遂に、本作でその思いが叶えられた。
まさに新時代の若き才能溢れる2人の夢のタッグが実現した『ナミビアの砂漠』は見事、第77回カンヌ国際映画祭監督週間より正式招待を受け、世界の舞台に立つ。本作の公開は、2024年を予定。
<山中瑶子監督 コメント>
あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!!スタッフ、キャスト全員が天才的でした!関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです。そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ!毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです。
<主演・河合優実 コメント>
心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなものができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。一緒に映画を作った皆さんの顔が早く見たい思いでいます。この巡り合わせに感謝しています。世界に届くことがとにかく楽しみです。
監督・脚本:山中瑶子
主演:河合優実
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
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