本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品にして本国フランスで大ヒットを記録したジョニー・デップ出演最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』が2024年2月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開することが決定したのは既報の通りですが、この度、ルイ15世を演じたジョニー・デップの日本のファンへの動画メッセージが到着いたしました!
本作は18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、ルイ15世の最後の愛人となった“デュ・バリー夫人”ことジャンヌ・デュ・バリーの愛と波乱に満ちた生涯を描いた本格派エンタテインメント。実際の舞台となるヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影が遂行され、シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供し、贅を尽くしたフランス宮廷を見事に再現した。フランス国王史上一の美男にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世をジョニー・デップが自身初の全編フランス語で挑み、さらに『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(15)の監督で知られるマイウェンが本作では監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じた。本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品にして、本国フランスで大ヒットを記録した話題作。
この度、本作のフランス国王ルイ15世を演じたジョニー・デップから、本日公開の日本のファンへむけた動画メッセージが到着した。まずは、「ハロージャパン、こんにちは。ジョニー・デップです」と日本語の挨拶を披露。そして、「何よりもまず長年に渡り、私を応援してくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝を述べた。続けて「本作のプロモーションのために日本に居られず残念ですが、日本公開を私も楽しみにしています」と来日ができなかったことを残念に思うのと同時に、日本公開の反響を楽しみにしている心境を明かした。最後に「本作を楽しんでもらい何か受け取ってもらえると嬉しいです」と思いを伝え、「ありがとう。お元気で」と、また日本語を披露する、日本好きのジョニーならでは動画メッセージとなっている。
ジョニーが演じた、主人公のジャンヌ・デュ・バリーと禁断の恋に落ちるフランス国王ルイ15世は、圧倒的な存在感を放ち、視線で語りかけるようなキャラクターだ。沈黙と視線が、発する言葉と同じくらい雄弁な人物でいうと、ジョニーが今まで演じてきた「シザーハンズ」などのキャラクラーと近い部分がある。ジョニーにルイ15世を演じるにあたり参考にした人物を聞いてみると、次のように答えてくれた。「ルイ15世を演じるにあたり、私のヒーローであるサイレント映画のスターたち、ロン・チェイニー、バスター・キートン、チャーリー・チャップリン、そして独特なボディランゲージをもつマ―ロン・ブランドに倣いました。彼らを研究すると同時に、何年もカフェなどで、同じ時代に生きる人々の"リアルな"生活を観察し、言葉を超えた表現というものに取り組み続けています。俳優はスポンジなのです。」
【STORY】
貧しい家庭の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ(マイウェン)は、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世(ジョニー・デップ)と対面を果たす。二人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。そして、国王の公式の愛人、公妾となったジャンヌ。しかし、労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユ史上、前代未聞のタブー。さらに堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは、保守的な貴族たちから反感を買う一方で、宮廷に新しい風を吹き込んでいく。しかし、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことで立場は弱まり、やがて運命は大きく変わっていく・・・。
監督 マイウェン
脚本 マイウェン、テディ・ルシ=モデステ、ニコラ・リヴェッチ
出演:マイウェン 、ジョニー・デップ
バンジャマン・ラヴェルネ 、ピエール・リシャール、メルヴィル・プポー、パスカル・グレゴリー
2023年/フランス/フランス語/116分/カラー/ビスタ/5.1ch/JEANNE DU BARRY(原題)/日本語字幕:松浦美奈/
配給:ロングライド
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