新宿K's cinemaにて劇場公開された映画『MOON and GOLDFISH』の東京再上映が決定した。

『MOON and GOLDFISH』とは

『MOON and GOLDFISH』は、飯塚冬酒の初監督作品。
飯塚冬酒は、40年続く伝説のライブハウスのドキュメンタリー『FRIDAY』(四海兄弟 監督)やミス日本50周年映画『夢こそは、あなたの生きる未来』(小野篤史 監督)、横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画『誰かの花』(奥田裕介 監督)など良質なインディペンデント映画の製作・プロデュースを手掛けてきた。

『アルプススタンドのはしの方』(城定秀夫 監督)の若手注目俳優の平井亜門をはじめ、神林斗聖(『スーパーミキンコリニスタ』草場尚也 監督)、生沼勇(『上飯田の話』たかはしそうた 監督)などの若手俳優が集結した。
みずみずしい感性と懐かしい映像で綴られた、横浜で生きる若者たちを生々しく描いた群像劇である。

画像: 『MOON and GOLDFISH』とは

モノクロスタンダードサイズの画面の中に時折、金魚のように画面を彩っていく色、そして抒情的なコンドウヒロユキの音楽が作品をさらに昇華させている。
この世界感に魅了されたリピーターも多いようだ。

新宿K's cinemaでは連日満席が続き、横浜シネマ・ジャック&ベティでの上映の際にはキャスト12名が勢ぞろいし地元横浜での撮影を喜んだ。
若手俳優・神林斗聖を中心にした連日の舞台挨拶・イベントが開催され、若手キャストの仲の良さが際立つ。

飯塚冬酒監督は東京上映にあたり語った。
「本作は横浜で若い俳優さんとともにつくった作品です。現場では俳優さんの力を信じていました。観る人からの感想で、生々しい、リアル、という言葉をいただくたびに役者さんに感謝をしています。初監督の未熟な現場でしたが、役者さんそしてスタッフさんに恵まれ完成され劇場公開までたどり着いた映画です。そして今はお客さまに育てられて少しずつ劇場が増えていっています」

画像: 新宿K's cinema 上映最終日 (上段左から)藤井太一 / コンドウヒロユキ / 峰平朔良 / 森重誘介 / 福本翔 / 本田正憲 / 日下部一郎 (下段左から)飯塚冬酒 / 平井亜門 / 神林斗聖 / 生沼勇

新宿K's cinema 上映最終日

(上段左から)藤井太一 / コンドウヒロユキ / 峰平朔良 / 森重誘介 / 福本翔 / 本田正憲 / 日下部一郎
(下段左から)飯塚冬酒 / 平井亜門 / 神林斗聖 / 生沼勇

映画によせられたコメント

片隅に追いやられて生きている痛々しくヒリヒリする様な青春の群像劇だ。
(俳優・高橋長英)

登場人物の一人一人が、演技を越えた生の言葉でぶつかり合い、気持ちよく伝わって来ました。
(俳優・吉行和子)

スクリーンから、キャスト、スタッフの実直で素直な映画への思いが伝わってくる。
(映画監督・大﨑章)

生きるのはこんなにも生々しいものなのか。息遣い、言葉、音の一つ一つに耳を澄まさずにはいられなくなった。
柴田啓佑(映画監督)

全ての登場人物が、ちゃんと街の中に本当に生きている。とても繊細で、美しい青春映画。
辻野正樹(脚本家・映画監督)

作品情報

MOON and GOLDFISH
監督:飯塚冬酒
2022年|日本|63分|5.1ch|スタンダードサイズ
製作・配給:GACHINKO Film
http://g-film.net/moon/

シモキタ-エキマエ-シネマ K2
上映期間:2023年8月4日(金)~8月10日(木)

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