映画『ヴィレッジ』が4月21日(金)より公開いたします。
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のサスペンス・エンタテインメント

日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、大ヒット作『余命10年』など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだ注目のスタジオ・スターサンズの制作チームが結集して人々のリアルに迫る、いま語るべき私たちの物語を作り上げた。

主人公の優を演じるのは、人気・実力を兼ね備え、出演作が相次ぐ横浜流星。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現し、黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で、“今までに観たことない横浜流星”として新境地を魅せている。

衝撃的な“闇落ち”ビジュアルは横浜流星も自らアイディア出し?
京都で1ヶ月のオールロケを敢行したメイキング写真を一挙解禁!
美しい風景の中、徐々に作り上げられていく映画の世界観を堪能できる!!

本作の舞台は、美しいかやぶき屋根が並ぶ山あいのとある村。<村>という閉ざされた世界の中で、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るため、ダークサイドに転じる姿を通し、単純な正義と悪では割り切れない選択を迫られる我々の姿、そして矛盾の上に成り立っている社会そのもののあり方を反映したサスペンス・エンタテインメント。

画像1: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

画像2: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

主演の横浜流星をはじめ、黒木華、中村獅童、古田新太らと言った豪華俳優陣が結集した本作の撮影は、なんと1ヶ月にも及ぶ京都でのオールロケを敢行した。幻想的な夜霧が漂い伝統的な薪能が受け継がれる霞門村の舞台となったのは、京都府にある「美山かやぶきの里」。美しい自然の中に数多くのかやぶき民家が現存しており、季節によっては実際に薪能のイベントも開かれるという、まさに本作にうってつけのロケ地となった。解禁されている予告映像に映し出される、松明を持ち能面をかぶった村人たちが列をなして歩く印象的なシーンも、この地にかかる長除大橋が使用されているとか。本作にとって欠かせない、重要な役割を担ったこの「美山かやぶきの里」は、実際に観光地として人気があり、かやぶき屋根の民家に宿泊することもできるそう。その他にも、ポスターに映し出されている能舞台はロケ地の一つである兵庫県の平之荘神社の野外能楽堂と、2022年の4月〜5月の約1ヶ月間、京都を中心に撮影を行っている。

画像3: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

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画像4: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

画像5: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

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画像6: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

今回主演を務めた横浜は、脚本づくりはもちろん、京都でのロケハンにも同行するなど、本作に深くコミットしている。並々ならぬ想いを携え、撮影に臨んだ横浜は「藤井監督は脚本の執筆中から何度も僕に感想を求めて意見を反映してくれました。その脚本が完成したとき『優は藤井道人と横浜流星の分身にしたい』と言ってくれたんです。優の誕生日も僕自身のもの(9月16日)だし、幼少期に空手を習っていたり、好きなアーティストがamazarashiという設定も僕と同じ。自分の要素が濃く入っていたからこそ優として生きやすかったし、もし自分が優みたいな状況になったら、同じ行動をとるだろうなと感じられました」と藤井監督と共に作り上げた優という役への熱き想いを明かしている。さらに、劇中の優の髪型は藤井監督のヘアスタイルを真似てはどうかと、横浜自身が提案したもの。「僕も優の中に藤井監督のイメージを感じていたので、それが似合うかなと思ったんです。実際にやってみたらちょっとお洒落すぎたので(笑)、襟足を伸ばしたりして、村でくすぶっている青年らしくもさっとした雰囲気に仕上げていきました」と明かしており、解禁時に話題をさらった衝撃的な“闇落ち”ビジュアルへのアイディア出しも行っていたとか。

藤井監督も「優という人物には流星自身が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。今は祭り上げるだけ祭り上げられて、何か一つ間違えると、積み上げてきたものが一発で崩れてしまう時代。僕も『新聞記者』(19)以降、個人的には変わっていないのに、周りがどんどん変わっていく恐怖があった。僕らの抱くそうした負荷をいかに負わせるか、僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれたと思います」と明かしており、二人にとって特別な作品の中で生きる優という役に懸ける想いが伝わってくる。

画像7: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

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画像8: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

画像9: ©️2023「ヴィレッジ」製作委員会

©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

 実は今回、優だけでなく、主な登場人物は藤井監督が一人ずつキャラクターシートを作っている。映画の中では決して描かれないが、子供時代の様子や趣味、好きな音楽、家族構成や密かに抱えるコンプレックスなど、かなり緻密にキャラクター設定が作り込まれたものになっており、それぞれが演じる俳優たちに配られている。たとえば美咲は“辛いことがあっても笑ってその場をやり過ごそうとする一面がある”と書かれており、実際に美咲を演じた黒木は「美咲は東京で失敗して、傷ついて帰ってきましたが、弱さをあまり見せないんです。村に自分の居場所を見つけられずに出て行ったものの、東京でも見つけられなくて、今度は何としてでも村でそれを見つけなければならないという思いがある。その加減をどこまで出すのか、出さないのか、監督と相談しながら作っていきました」と細かく設定されたキャラクターシートを参考にしながら役作りを重ねていったことを明かしている。

 緻密に作り上げられた登場人物たちのバックボーン、それらを“感じさせる”重厚な人間ドラマを紡ぎ出す俳優陣、登場人物たちの心象風景が滲み出るような瞬間の連続をとらえ、村とそこに生きる人々の息づかい、夢と現の間を彷徨う様な能の世界を織り混ぜながらカメラに収めた撮影の川上智之。そこに音楽の岩代太郎、美術の部谷京子をはじめとした藤井作品の常連スタッフも集い、最旬の布陣で現代日本のディストピアを作り上げた。今回到着したメイキング写真の数々でも、美しいロケ地の風景とともに、これ以上ない最高のチームで映画『ヴィレッジ』の世界が作り上げられていく様子が切り取られており、藤井道人監督の描く圧倒的な映像美、世界観を堪能できること必至だ。

700日のヴィレッジ vol.3「DARKNESS」-彼と彼の苦悩-

画像: 700日のヴィレッジ vol.3「DARKNESS」-彼と彼の苦悩- | 映画『ヴィレッジ』4月21日(金)公開 youtu.be

700日のヴィレッジ vol.3「DARKNESS」-彼と彼の苦悩- | 映画『ヴィレッジ』4月21日(金)公開

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横浜、藤井の2人で優というキャラクターを創り上げていく話、それぞれが抱える苦悩なども盛り込まれている、様々な人間ドラマを追った「700日のヴィレッジ」。
<700日のヴィレッジ>最新映像は、公式YouTubeで公開中。併せてチェックしてほしい。

閉ざされた世界。閉ざされた心。やがて、一炊の夢から醒める。
夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ 立つ。幼い頃より霞門村に住む片山優は、美しい村にとって異彩を放つこの施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ希 望のない日々を送っている。かつて父親がこの村で起こした事件の汚名を背負い、その罪を肩代わりするようにして生きてきた優には、人生の選択肢などなかった。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す――。

横浜流星 黒木華 一ノ瀬ワタル 奥平大兼 作間龍斗/ 淵上泰史 戸田昌宏 矢島健一/ 杉本哲太 西田尚美 木野花/ 中村獅童 古田新太

監督・脚本:藤井道人 
音楽:岩代太郎 
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 

配給:KADOKAWA/スターサンズ
製作:「ヴィレッジ」製作委員会 
©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

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4.21(Fri) 全国公開

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