『ファーザー』のフロリアン・ゼレール監督最新作『The Son/息子』が3月17日(金)より全国公開いたします。この度は、『ファーザー』でアカデミー賞を獲得したアンソニー・ホプキンスとヒュー・ジャックマンの共演シーンが解禁となります。
また、『ファーザー』がTOHOシネマズ シャンテにて公開前日3月16日(木)に1日限定で再上映されることが決定いたしました。
★アンソニー・ホプキンスがヒュー・ジャックマンを追い詰める嫌味な父親を熱演!
この度、3月17日(金)公開映画『The Son/息子』から、本編映像が解禁となった。本作は『ファーザー』でアカデミー賞®を受賞したフロリアン・ゼレール監督の最新作で、『ファーザー』に続く「家族3部作」の第2部に当たる。完成した脚本に惚れ込んだヒュー・ジャックマンが自ら名乗り出て主演と製作総指揮を務め、さらに『ファーザー』で2度目のアカデミー賞に輝いたアンソニー・ホプキンスや『マリッジ・ストーリー』で同賞を獲得したローラ・ダーンなど、現代のエンタテインメント界におけるトップが共演を果たした注目作だ。
アンソニー・ホプキンス新場面写真
今回、解禁となった本編映像は、『ファーザー』で強烈な印象を残したアンソニー・ホプキンスの出演シーンだ。久しぶりにワシントンD.C.にある実家に帰省した弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は、大統領選挙のチームに参加するか悩んでいることを父・アンソニー(アンソニー・ホプキンス)に打ち明ける。ピーターは離れて暮らしていた息子・ニコラスと同居し始めたばかりで、ニコラスの精神状態が不安だった。しかし、アンソニーは「自分はいい父親だと、言いに来たのか」と、そんなピーターを嘲笑う。家庭よりも仕事を優先し続け、政界で地位を築いたアンソニーと、出世か家族かで悩むピーター。ふたりの歪な親子関係は呪いのように、ニコラスへも影響を与えてしまうのだった…
フロリアン・ゼレール監督は、映画化の際に何よりも先に想定したのが、アンソニー・ホプキンスが主人公の父親を演じることだったとインビューで述べている。驚くべきことに、この役は原作の戯曲には登場しない人物だが、前作『ファーザー』で父親役を演じたホプキンスをもう一度出演させることが、ヒュー・ジャックマンの配役よりも先に決まっていたという。『The Son/息子』はあくまで、ヒュー・ジャックマン演じる弁護士が主人公の物語だが、アンソニー・ホプキンス演じる主人公の父親の不気味な存在も強烈なインパクトを残している。
【本編映像:アンソニー・ホプキンス演じる父との対峙】『The Son/息子』
また、この度の『The Son/息子』の公開を記念して、2021年度アカデミー賞でアンソニー・ホプキンスが主演男優賞、ゼレール監督が脚色賞を受賞した『ファーザー』の再上映も決定した。3月16日(木)にTOHOシネマズ シャンテで1日限定上映が行われる予定となっている。
詳細は映画館HPをチェック(https://www.tohotheater.jp/event/father-chanter.html)
互いを理解していると信じ、ごく当たり前の日常を送っていた家族に、突然起こる異変。それは私たちにとっても、決して他人事ではない。ヒュー・ジャックマンが、「このテーマをここまで美しく、そしてはっきりと描き出した作品に参加できて誇らしい」と胸を張る衝撃の愛の物語が、遂に日本に上陸する。
<STORY>
高名な政治家にも頼りにされる優秀な弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は、再婚した妻のベス(ヴァネッサ・カービー)と生まれたばかりの子供と充実した日々を生きていた。そんな時、前妻のケイト(ローラ・ダーン)と同居している17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)から、「父さんといたい」と懇願される。初めは戸惑っていたベスも同意し、ニコラスを加えた新生活が始まる。ところが、ニコラスが転校したはずの高校に登校していないことがわかり、父と息子は激しく言い争う。なぜ、人生に向き合わないのか? 父の問いに息子が出した答えとは──?
監督・脚本・原作戯曲・製作:フロリアン・ゼレール 『ファーザー』
出演:ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、アンソニー・ホプキンス
2022年|イギリス・フランス合作|英語|カラー|スコープサイズ|123分|字幕翻訳:岩辺いずみ|映倫:G一般
© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
公式Twitter:https://twitter.com/TheSon_jp