映画『レッドシューズ』が、12月9日(金)北九州先行公開、2023年2月24日より新宿ピカデリーほか全国公開することが決定いたしました。
本作は、『カノン』(16)で中国のアカデミー賞と呼ばれた金鶏百花映画祭の国際映画部門で「おくりびと」以来の最優秀賞3冠(作品賞・監督賞・女優賞)を獲得した雑賀俊朗監督が、地元・北九州オールロケで完成させた、完全オリジナル映画。
女優・モデルとして活躍する朝比奈彩が、崖っぷちのシングルマザーのボクサー役で、映画初主演となります。
◆女性ボクシング映画に登場したニューヒロインは、崖っぷちのシングルマザー
娘と二人で、慎ましくも静かに暮らす真名美(朝比奈彩)は、ある日家庭裁判所に呼びされた。女子ボクシングに打ち込む真名美たちの経済状況が悪く貧窮状態にあり、娘を義母が育てるべきだという行政の判断に押され気味だ。そんな中、正義感の強い真名美は職場で理不尽な目に遭っている同僚を庇ったことで失業してしまい窮地に陥る。だが、周知の支えにより新たに老人介護施設での仕事を得るが、そこである事故を起こしてしまい、娘と一緒に居られない状況に…。娘を取り戻すためには、ボクシングの試合に勝ってファイトマネーを得て、生活を立て直すしかない。最強のチャンピオンへの挑戦が今始まるー。
◆北九州オールロケの感動作、誕生!
真名美役に、本格的なトレーニングを受け身体作りに挑んだ朝比奈彩。本作が待望の映画初主演となります。その真名美に厳しくも寄り添うトレーナー役に市原隼人、真名美の親友・由佳役に佐々木希、娘の親権を争う義母役に松下由樹、介護施設の先輩・観月ありさら、豪華キャストが脇を固めます。音楽は1995年「TOMORROW」の大ヒットで知られる岡本真夜が担当し、また、若戸大橋、北九州空港、小倉旦過市場など、全編北九州オールロケを敢行、美しくも壮大な景色をバックに、シングルマザーのボクサーと最愛の娘の絆を描いた感動作が、遂に誕生しました!
映画公開情報に加え、ポスタービジュアル・
本予告編も解禁!
ビジュアルに大きく写し出されるのは、朝比奈彩演じる母・真名美が、娘を抱き寄せるカット。崖っぷちに追いやられ、傷付き、リングの上で闘う真名美が、グローブをはめた手で、愛する娘を、優しく包み込みます。
真名美を影で応援し、支える登場人物たちの姿も確認できます。介護施設の先輩(観月ありさ)、トレーナー(市原隼人)、真名美の親友・由佳(佐々木希)、そして、娘の親権を争う義母(松下由樹)。「それでも、私は、戦う」というコピーのように、逆境に追いやられながらも、仲間たちに支えながら、真名美はリングに立ちます。果たして真名美は試合に勝てるのか、そして娘を取り戻せるのか…ひとりの女性、ひとりの母の“愛と覚悟”を描いた、ポスタービジュアルに仕上がっています。
そして同時に解禁の本予告編では、主題歌の岡本真夜「カナリア」の楽曲と共に、娘のためにチャンピオンになるべく奮闘する真名美の姿を垣間見ることができます。リングの上で傷つきながらも娘と抱き合う真名美の“愛と覚悟”の行方に注目が集まります。
この度、主演の朝比奈彩、雑賀俊朗監督、主題歌「カナリア」の岡本真夜、そしてFANTASIA国際映画祭から公開決定のコメントも到着いたしました!
【朝比奈彩/真名美役 コメント】
とうとう公開日が決まったということで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
一人でも多くの方に見て頂きたい、そんな作品になっております。
【雑賀俊朗監督 コメント】
この映画の発想の原点は、私が少年時代に見て感動した映画『ロッキー』でした。数十年想い描いてきた“ボクシング”と“故郷・北九州市での撮影”という、2つの夢のキーワードを達成させた映画です。この作品の初稿は2005年でした。映画製作は、大人の文化祭だと思っています。一人では創りあげることはできません。たくさんの仲間たちの愛と熱意が結集して、このコロナ禍で撮影し、上映まで辿り着くことができました。ボクシングシーンは、迫真のファイトシーンが収録できましたし、北九州市の景観の美しさも収録できました。そして、何より魂を込めて作りました、この母と娘の愛の物語を堪能していただければ嬉しいです。
【岡本真夜 コメント】
親が子を思う気持ちは無償の愛。
この子のためなら命でさえも捧げられる、という思いは私も一人の親として同じです。
真名美の強く儚い気持ちを歌にしました。
「無情なる歪んだ世界 生きたい場所はひとつ 君がいる世界」
【ファンタジア国際映画祭2022 コメント】
雑賀俊朗監督の『レッドシューズ』は、対戦相手がリングで無条件に解き放たれた伝説的ボクシング映画『ロッキー』と不安定な母性の本能的な側面を取り上げたハル・ベリーの秀作『ブルーズド 打ちのめされても』の間に位置する作品である。
映画『レッドシューズ』本予告編
朝比奈彩
市原隼人 佐々木希
森崎ウィン 観月ありさ 松下由樹
監督:雑賀俊朗
脚本:保木本真也・上杉京子
主題歌:「カナリア」岡本真夜(ドリーミュージック)
音楽:Marina M 音楽プロデューサー:森啓
エグゼクティブプロデューサー:神品信市 プロデューサー:藤田修・江守徹 Coプロデューサー:小池唯一 アソシエイトプロデューサー:金澤秀一 ラインプロデューサー:竹森昌弘
撮影:出口朝彦 照明:金子拓矢 録音:甲斐匡 美術:岩井憲 ヘアメイク:金森恵 衣装:松本人美 助監督:井木義和 制作担当:石井修之 編集:石井康裕 音響効果:柴崎憲治
製作:映画レッドシューズ製作委員会
ミライ・ピクチャーズ・ジャパン サーフ・エンターテイメントSDP
アンザスインターナショナル レアルRKB 毎日放送
コスモグループASTRAX CRUISE ドリーミュージック 西日本新聞社
企画・制作:サーフ・エンターテイメント
宣伝:ギグリーボックス
配給:SDP
後援:北九州市 北九州商工会議所 北九州中小企業経営者協会 北九州青年会議所 日本ボクシング・コミッション
協力:北九州フィルムコミッション スターフライヤー 安川電機 九州医療スポーツ専門学校BOAT RACE 若松ORIO BOXING GYM 九州シネマポート
特別協賛:ラック セーフティーステップ アシバックス カーベル
©映画レッドシューズ製作委員会