オバマ元大統領が2018年度のフェイバリットフィルムの一本として挙げた『サポート・ザ・ガールズ』。日本でも2020年10月に一夜のみの限定公開を果たし、映画ファンから「待った甲斐ある名作だった」「ラストシーン!涙が止まらなかった。たまらん。」などの絶賛評が並んだ本作の待望の一般公開が、10月7日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて決定しました!
スポーツバー、“ダブル・ワミーズ”でマネージャーとして働くリサは、日頃より店のオーナーと対立していた。さらに従業員へのセクハラも対処していたりと、悩み事は絶えない。ある日、従業員のシャイナが引き起こしたトラブルがきっかけで、遂にオーナーからクビを言い渡されるリサ。しかしリサの公私に渡る面倒見の良さから彼女を慕っていた従業員たちは彼女の解雇に反発。スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜に、彼女たちはストライキを画策するのだが——
日本公開に際し、日本限定ポスターもお披露目。「明日の私たちは、もっと強い」というキャッチコピーとともにホール、リチャードソン、マクヘイルが全力で叫ぶ姿が切り取られ、エモーショナルな感情を喚起する、印象的なポスターとなりました。
本作は“マンブルコアのゴッドファーザー”とも名高いアンドリュー・ブジャルスキーがメガホンを執りました。SXSWを皮切りに世界中の映画ファンを魅了し、レナ・ダナムは「観る者を掴んで離さない。レジーナ・ホールの演技は、まさにオスカー級」と賛辞を贈ったほど。
毎年発表されているオバマ元大統領が発表するフェイバリットにも選出、俳優陣たちの演技は見事ながら、主人公リサを演じたレジーナ・ホールの存在感は群を抜き、ニューヨーク映画批評家協会賞の主演女優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞・ノミネートを果たしました。俳優たちの確かな演技と、我々の日々の生活でも想起される些細な差別や偏見をあぶり出すアンドリュー・ブジャルスキー監督の手腕が見事に合わさった本作は、まさしく“現代のガールズパワームービー”に呼ぶにふさわしい傑作映画であり、見逃さずにはいられない至極の作品です。
海外版予告編
監督・脚本:アンドリュー・ブジャルスキー
出演:レジーナ・ホール、ヘイリー・ルー・リチャードソン、シャイナ・マクヘイル
配給:グッチーズ・フリースクール
2018年/アメリカ/93分/英語/
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