わたしの砂漠の小さなお店へようこそ
乾いた大地を行き交う人々を誰でも受け入れるおばあちゃん
そこはまるでオアシスのような場所だった
第72回ロカルノ国際映画祭最優秀新人監督賞
第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭最高賞受
カフェを営む高齢のマリカは、遠くの山々と同じように雄大な自然の一部のよう。
砂漠に疲れた旅人は彼女に会う巡礼のようにこの場所にやってくる
――CINEVUE
ハッサン・フェルハーニ監督作品映画『サハラのカフェのマリカ』が、8月26日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺にて公開されます。
人生は砂のように流れる
アルジェリアで誕生した21世紀の“バクダッド・カフェ”
それは魔法のような新しいロードムービー
アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、簡素な家屋が一軒佇んでいた。そこは砂漠の休息所、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェだった。砂漠を走るトラックの運転手、どこからともなくやって来る旅人たち、ヨーロッパのバックパッカー、行き交う人々が次々とやって来ては、去っていく。マリカはそんな人々と他愛も無いおしゃべりをしながら日々を過ごしていく。国のこと、人生のこと、家族のこと、コーヒーを飲みながら初対面のマリカに人々は打ち明ける。ゆっくりと時が流れる砂漠の日常をアルジェリアの新鋭、ハッセン・フェルハーニが鮮やかに、そして幻想的に描き出し世界中の映画祭を席巻した。
この度、予告編が解禁されました。サハラ砂漠。その砂の大地の真ん中の、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェ、そこに行き交う人々の姿が小気味よく描かれ、砂漠のオアシスとなっているカフェと広大な乾いた大地の対比が、旅への欲望を誘う予告編となっています。
『サハラのカフェのマリカ』予告編
出演:マリカ、チャウキ・アマリ、サミール・エルハキム
監督・撮影:ハッセン・フェルハーニ
プロデューサー:オリビエ・ボイショット&ナリマネ・マリ
原題:143 Rue du Désert|英題:143 Sahara Street
製作:Allers Retours Films、Centrale Electrique
後援:駐日アルジェリア大使館
●アルジェリア・フランス・カタール| 2019年| 104分|カラー|ドキュメンタリー
配給:ムーリンプロダクション
© 143 rue du désert Hassen Ferhani Centrale Électrique -Allers Retours Films
■HP: https://sahara-malika.com/(現在制作中)
■公式Twitter @Sahara143_JP