7月24日(日)に渋谷WWW Xで公開イベントが決定している、豊田利晃監督最新作『生きている。』の予告編と新ポスターが完成した。
物語は現代、神社の祭りに松明を持った男が現れ、騒動を起こす、18分の短編映画。2019年から『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』『全員切腹』と毎年、時代に挑む作品を作り続けている豊田利晃監督の狼蘇山シリーズの新作でもある。
いち早く、試写で鑑賞した映画ライターの森田まほからコメントが届いている。
ふんどし姿の渋川清彦が咆哮を上げた瞬間、頭のてっぺんから雷がズドンと落ちた。
嫌なことありゃマスクの下で小さく舌打ち、そんな日常に爆音で響いた18分間の強烈な目覚まし時計。
ウジウジ文句言ってないで、もっと声上げて、真剣(マジ)で生きていけ!
豊田組のエネルギーに目ん玉こじ開けられた私は、胸の鼓動を感じながら生きはじめたのじゃ!! 森田まほ(映画ライター)
また、音楽はZAZEN BOYS/NUMBER GIRLの向井秀徳、切腹ピストルズが担当。
映画のエンドクレジットで流れる切腹ピストルズの新曲『いきいず』が豊田組ショップでデジタル販売中である。切腹ピストルズの2022年の宣言ともいえる渾身の新曲になっている。
「いきいづ」というのは「生き出づ」だ。古語で「死んだと思われたものが生き返る」とか「正気に返る」という意味で、源氏物語にも出てくるような言葉だ。
死ぬときに詠む「辞世の句」の反対、生きよう!と思う時の句(それを宣言と呼ぼう)にしようと決めた。 飯田団紅(切腹ピストルズ総隊長)
『いきいづ』 切腹ピストルズ
1 いきいづ
2 いきいづ(楽)
3 いきいづ(宣言)
豊田ショップ内にてデジタル音源販売中
https://toyodafilms.stores.jp
予告編は神社の階段をふんどし姿で駆け上がってくる『真犯人フラグ』『ザ・タクシー飯店』でテレビでも注目を集める映画俳優、渋川清彦を映し出す。このカットは本編の映画では出てこない、別テイクの映像となっている。
豊田利晃最新作 映画「生きている。」予告編
プロデューサー:村岡伸一郎 豊田利晃
撮影:槇憲治 照明:宗賢次郎 美術監修:佐々木尚 メイク:佐々木ゆう 助監督:佐和田惠 伊藤希紗 操演:小林正巳 音響演出:北田雅也 編集:村上雅樹 デザイン:大橋修 スチール:菊池修 メイキング:奥田アキラ 題字:飯田団紅 アシスタント・プロデューサー:久永光 翁長穂花
協力: にしかた有志の会 栃木県フィルムコミッション 鹿沼フィルムコミッション日光珈琲 常陸屋呉服店 EDO WONDERLAND 日光江戸村 加蘇山神社
制作プロダクション:コンチネンタルサーカスピクチャーズ
製作:豊田組 バンブービー
宣伝・配給:豊田組
DCP/ビスタサイズ/18分/2022年
©豊田組
映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント
映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベントとして、7月24日(日)渋谷WWW Xで上映が決定している。映画館での公開予定は今のところ決まっていない。当日は映画の上映の他、イッセー尾形の一人芝居、切腹ピストルズ、向井秀徳のライブがある。イッセー尾形のライフワークになっているチケット入手困難な一人芝居が豊田監督の熱烈なラブコールにより実現しました。ライブハウスで一人芝居をやるのも初めてだという。どんなコントが見れるのか、今から期待で溢れている。混沌の時代に生きる意味を問う、笑いと涙と音楽の祭りをお楽しみ下さい。
2022年7月24日(日)17時開場 18時開演
渋谷WWW X
料金 7240円(特製ポストカード付き)1ドリンク代別
『生きている。』上映(18分)
舞台挨拶 渋川清彦 豊田利晃
イッセー尾形(ひとり芝居)
切腹ピストルズ(LIVE)
向井秀徳(LIVE)
豊田組ショップ内にてチケット販売中