この度、代官山シアターギルドにて6月10日(金)より豊田利晃監督の『プラネティスト』が再上映されることが決定しました。
2019年12月初旬に,中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから,わずか数カ月ほどの間に世界的な流行となったコロナのパンデミック。豊田監督によって、4年に渡り撮影されたこの映画が公開されると発表されたのが、2020年4月11日。ちょうど日本でも多くの人たちが、この得体の知れない病に向き合うと同時に、安倍総理大臣によって同年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に1回目となる緊急事態宣言が発令され、4月16日にはその対象を全国に拡大した時期と重なります。その後、映画公開は延期となり、7月より全国で上映されましたが、またその時期は第二波の拡大時期と重なるという悲運な公開となりました。
あれから2年の月日が経ち、今、完全収束はしてないものの、私たちの生活は僅かながらコロナ前の日常を取り戻そうとしています。
しかし、何かが違う。私たちが今忘れかけてしまった、何かがこの映画の中には映り出されています。たった数年前の歓喜と興奮に満ち溢れた最後の楽園での人間の見た奇跡。
その記録は貴重なものとなり、今こそ映画で体験することが、必要なのではないでしょうか?
歓喜と興奮に満ち溢れた最後の楽園・小笠原諸島の奇跡と出会う
ドキュメンタリー『プラネティスト』東京再上映!
今の時代を生き抜くヒントがこの映画の中にある
東京から船で24時間。あの島に行くには、夜をくぐりぬけていくしかない。
最後の楽園・小笠原諸島を撮影した豊田利晃監督の1372日の奇跡。
6500万年前に誕生した原始の地球の風景が残る、“世界自然遺産“最後の楽園・小笠原諸島。
世界でも類い稀な自然に囲まれた神秘と奇跡の島を訪れ、4年に渡り撮影をした豊田利晃監督のドキュメンタリー映画。
出演は、小笠原諸島・父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継のほか、窪塚洋介、渋川清彦、ディジュリドュ奏者・画家として活躍するGOMA、元ブランキー・ジェット・ シティのドラマー中村達也、孤高のギタリストのヤマジカズヒデなど。
東京再上映に向けて、豊田監督のコメントが到着しました。
地球に生きている人はみんなプラネティスト(惑星人)。
地球といろんな方法で遊んでいる。遊びからしか学べないものもある。
『プラネティスト』は地球との遊び方を描いている。人間の想像力を使って遊んでいる。
だから『プラネティスト』はいろんな場所で永遠に上映され続ける映画だと思う。
観客を選ぶことはない。プラネティスト・ネバーダイ!
2022年5月26日 豊田利晃
✳上映初日6月10日(金)に豊田監督によるトークショーが開催されます。
また、シアターギルドでは映画上映後も、『プラネティスト』BAR LOUNGEとして、今作をテーマにしたオリジナルカクテルや、通常のカクテルや、ワインなどを深夜までお楽しみいただけるような、スペシャルウィークといたします。映画をご覧になられた方は、チャージ料を無料になります。
映画「プラネティスト」 予告編
企画・監督・撮影: 豊田利晃
出演:宮川典継 GOMA 窪塚洋介 渋川清彦 中村達也 ヤマジカズヒデ
ナレーション:小泉今日子
音楽監督:ZAK 音楽:大野由美子 コーネリアス ヤマジカズヒデ
制作プロダクション NouvelleVague Vap IMAGINATION
配給・宣伝・製作:IMAGINATION
2020 年/日本語/カラー/119 分
©プラネティスト製作委員会