いまおかしんじ最新作、吉村界人、新藤まなみ出演『遠くへ,もっと遠くへ』が、第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品決定、本年夏、新宿K’s cinemaにて劇場公開も発表されました。
ポスタービジュアルと予告編、監督・出演者のコメントも到着!
主演は、「王様のブランチ」リポーター出身で『獣電戦隊キョウリュウジャー』など出演の新藤まなみ。本作では結婚5年目で離婚を考えているアラサー女性・小夜子を、体当たりで演じている。その小夜子と運命的に出会うが、数年前に失踪した妻のことが忘れられない男・洋平を演じるのは、『ミッドナイトスワン』『モリのいる場所』など数々の話題作に出演してきた、若手実力派・吉村界人。洋平の失踪した妻・光子役に『悲しき天使』の和田瞳、光子と過去に関係があった男に『由宇子の天秤』の川瀬陽太など、個性的な役者たちが揃った。
監督は、「映画芸術」2020年ベストワン作品『れいこいるか』のいまおかしんじ。
脚本はジェーン・スー原作の『生きるとか死ぬとか父親とか』(TX)でテレビドラマのシナリオを手がけた、井土紀州。
また本作は、東京から北海道へ旅するロードムービー。
昨年秋から冬にかけて撮影された美しい風景も見所のひとつ。
解禁されたポスターや予告編から、雄大な大自然の下で、少しずつ惹かれ合う男女の切ない恋愛模様が感じられる。
主演の新藤からは「極寒の北海道で、みんなで力を合わせて臨んだ撮影でした。個人的には初主演、初濡れ場という事でかなりチャレンジさせて頂いた作品になりました。 」、吉村からは「20代の内にこういった作品に出会えて、自分の測りでは知れなかった愛や恋の姿を知れた作品だと感じています。 」と、コメント。
いまおか監督からは「女は別れを切り出す前に夫に言われちゃうし、男は失踪した妻を三年も探せずにいる。(中略)なにかと出遅れちゃうやつらの情けなく切なく愛しい恋愛をやりたかった。」と、作品にかけた思いを明かした。
『遠くへ,もっと遠くへ』は、第17回大阪アジアン映画祭で、3/13(日)に、ワールドプレミア上映。劇場では、本年夏、新宿K’s cinemaほか全国順次公開が決定している。
★新藤まなみ
私が初主演を務める映画が大阪アジアン映画祭に出品されるとの事でまずは素直に、とてもとても嬉しいです。ありがとうございます!
めちゃくちゃ極寒の北海道で、みんなで力を合わせて臨んだ撮影でした。個人的には初主演、初濡れ場という事でかなりチャレンジさせて頂いた作品になりました。
これから劇場公開も決まってますので1人でも多くの方に観ていただければ幸いです。この映画が皆さんの衝撃作になりますように。
★吉村界人
20代の内にこういった作品に出会えて、自分の測りでは知れなかった愛や恋の姿を知れた作品だと感じています。 映画というものは、たかだか映画ですがされども映画なので映画館で上映させて頂けて大変嬉しく思います。 そして、大阪アジアン映画祭に選ばれたことも、素直に嬉しいです。そしてまず、この様な環境でも映画祭を開催をする。という豊かさに俳優部として感謝しかありません。
★いまおかしんじ監督
女は別れを切り出す前に夫に言われちゃうし、男は失踪した妻を三年も探せずにいる。こんな二人が出会って、どこかへ向かうロードムービー。なにかと出遅れちゃうやつらの情けなく切なく愛しい恋愛をやりたかった。
今から5年くらい前にヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』みたいなロードムービーが作れたらと企画して、その時はうまくいかず、今回はなんとか形にしたいということで、脚本を以前から組みたかった、井土紀州さんに入ってもらいました。
もうひとつ、個人的にやりたかったことがあって。大学時代の友人が数年前に脳こうそくになったと聞いて、撮影の前に北海道を訪ねたら亡くなっていたんです。その際に、お姉さんから「撮影することがあったら、うちを使ってくださいよ」と言われていたので、彼の実家で撮影させてもらいました。実現できてよかったです。
いまおかしんじ監督最新作『遠くへ,もっと遠くへ』予告
STORY
……結婚5年目の人妻・小夜子は夫との離婚を考えている。 離婚後の住まいを探しはじめ、不動産屋の男・洋平と知り合う。 物件を見ていくうちにしだいに打ち解けていく二人。 小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを明かす。 洋平が失踪した妻・光子に未練を残していることを感じとった小夜子は 「奥さんに会ってはっきりさせるべきだ」と洋平をけしかけ、二人で光子探しの旅を始める。
新藤まなみ 吉村界人
和田瞳 川瀬陽太 大迫一平 佐渡寧子
黒住尚生 広瀬彰勇 佐藤真澄 茜ゆりか
監督:いまおかしんじ
脚本:井土紀州
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司
アシスタント・プロデューサー:山田剛史 竹内宏子
撮影:花村也寸志 照明:志村昭裕 録音:治田敏秀
装飾:魚住和伸 小林岳郎 編集:桐畑寛 助監督:高橋大武
ヘアメイク:五十嵐千聖 音楽:宇波拓 音響効果:藤本淳
演技事務:関根浩一 制作:堤亜希彦
配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
製作:レジェンド・ピクチャーズ 2022年/日本/107分/カラー/ステレオ/
©︎ 2022レジェンド・ピクチャーズ