トリノ映画祭、モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭、エトランジェ映画祭など20ヵ国70以上の海外の映画祭などで上映し、11のグランプリを受賞し、国内での上映期間も再々延長上映されて大ヒット公開中の『異物-完全版』宇賀那健一監督のさらなる未上映新作、コメンタリー上映などを含む特別上映会が、2月15日(火)より2月19日(土)まで代官山のシアターギルドで開催されることが緊急決定した。(2月15、16、18、19日開催)
『異物-完全版』大ヒットを記念して開催される「宇賀那監督不条理新作祭り」と名付けられたこのイベン トでは、初日に15日には、『異物-完全版』に加え、ポルト国際映画祭、スラムダンス映画祭、リーズ国際映画祭など 20 以上の映画祭で上映され、3 つのグランプリに輝く宇賀那監督による新作ホラーコメディ『往訪』が、シアターギルドエディションとしてついに日本初上陸を果たす。
また、16日は、同じく『異物-完全版』の上映に加え、新作短編、さらに18日には新作の長編がそれぞれシアターギルドエディションとして当日、来場者しかわからないシークレット上映されることとなっている。
さらに、最終日(19日)は、監督と『異物-完全版』の主演小出薫さんとの1日だけのコメンタリー上映も開催され、会期中は、監督自身と作品と縁のあるゲストも連日登壇しトークイベントが開催される。
※詳細は販売ページにて
「宇賀那監督不条理新作祭り」に寄せて監督コメント
「2020年以降、世の中にいろんな感情が渦巻きました。僕も僕なりにいろんな感情が 渦巻きながらも、黙々と狂ったように映画を撮り続けました。そのうちの一部である長編2本、短編2本を今回上映していただきます。全て、訳が分からないまま登場人物 たちに物事が降りかかる話です。ジャンルは違えど、全てこの状況の中僕が感じたことが詰まっています。だからこそ、全てが過去になる前にこういった上映の機会を頂けてとても嬉しいです。シアターギルドでお待ちしております」
監督プロフィール
1984年4月20日、東京都出身。青山学院経営学部経営学科卒業。
ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家/俳優。初監督した『発狂』がアメリカを中心とした数々の海外映画祭に入選。第21回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭では宇賀那健一監督特集上映が行われた。
近年ではガングロギャルムービー『黒い暴動♡』が2016年に、娯楽が禁止された世界を描いた『サラバ静寂』が2018年、30歳を超えた童貞が魔法使いになるラブコメファンタジー『魔法少年☆ワイルドバージン』が2019年、NYLON JAPAN15周年記念映画『転がるビー玉』が2020年に公開した。『魔法少年☆ワイルドバージン』は世界三大ファンタスティック映画祭の一つである第38回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に入選した。
新作映画が多数公開待機中。