1991年7月―三大テノールの王、ルチアーノ・パヴァロッティが、ロンドンの観光名所ハイドパークで、史上初の野外コンサートを開催。その模様を、クリアな映像で映画化した『劇場版 パヴァロッティ ハイドパーク コンサート〈デジタルリマスター〉』 が、いよいよ1月14日(金)から公開される。
今回、パヴァロッティの圧倒的な歌声に魅了された秋川雅史、島津亜矢、藤澤ノリマサ(敬称略)ら、著名人3名からの絶賛コメントが到着した。
日本を代表するテノール歌手、秋川雅史は「こんなにも聴衆が熱狂するクラシックコンサートがかつてあっただろうか。まさに歴史に残るコンサートである。」と絶賛、2019年まで5年連続紅白歌合戦に出場し、歌謡界随一の歌唱力で、歌怪獣と呼ばれる島津亜矢は「魂の歌声!!」と感嘆。ポップオペラの貴公子の異名を持つ藤澤ノリマサは「まさに声の世界遺産」と語った。
以下コメント全文
秋川雅史―テノール歌手
こんなにも聴衆が熱狂するクラシックコンサートがかつてあっただろうか。まさに歴史に残るコンサートである。
島津亜矢―歌手
魂の歌声!!その場は、心も身体もずぶぬれ…私も!!
藤澤ノリマサーポップオペラアーティスト
『まさに声の世界遺産』
パヴァロッティのハイドパークコンサートは歴史的なコンサートだと思う。
クラシックの世界の発想を見事に打ち破った瞬間だと思った。
15万人を超える観客の前でオペラアリアなどを歌うコンサートが出来るのはパヴァロッティがいかに偉大な歌手だったかという証明にもなる。
ポップスやロックコンサートのようにマイクを使い、野外でオペラアリアを披露するこのコンサートはクラシック界に衝撃が走ったのではないだろうか。
パヴァロッティは「まさに声の世界遺産」である。
ダイアナ妃に向けて贈った『なんと素晴らしい美人』、イタリア民謡の『風に託そう私の歌』の本編映像も解禁!!
今回解禁した映像では、パヴァロッティが『なんと素晴らしい美人』をダイアナ妃へ向けて曲を贈るシーンも収録。本公演をきっかけに永遠の友情を結んだ2人の、貴重な初対面シーンである。この曲は、歌劇『マノン・レスコー』の第1幕で、騎士デ・グリューが、主人公マノン・レスコーを初めて見た際に、あまりの美しさに感動して歌ったアリアということもあり、パヴァロッティの大胆でストレートなアピールに、会場からは歓声が沸き上がった。
次に、イタリア民謡『風に託そう私の歌』。明るい曲調だが、去ってしまった恋に想いを馳せる切ないラブソング。本公演では、歌劇の曲だけではなく、イタリア民謡も多く披露され、老若男女貧富問わず、その親しみやすいリズムに身体を揺らし、拍手を送った。