ドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督が、マサチューセッツ州ボストン の市役所を捉えた『ボストン市庁舎』が、2021 年 11 月 12 日(金)より全国順次公開となります。この度公開を前に、いち早く鑑賞した各界の著名人より、絶賛コメントが到着し、あわせて新ビジュアルと新場面写真も解禁となりました。

2020 ヴェネツィア国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門出品
2020 トロント国際映画祭 正式出品 2020 年
カイエ・デュ・シネマ ベスト1
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2021 優秀賞

巨匠フレデリック・ワイズマン監督が故郷ボストンの “市⺠のために働く市役所”を捉えた最新作

新ビジュアル解禁!
新ビジュアルには、市役所の建物を中央に、市⻑らと市⺠が向き合う様々な表情が並ぶ。

画像1: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

日本のドキュメンタリー界を牽引する想田和弘監督やアメリカ在住の町山智浩氏からボストン滞在経験のある著名人、アメリカ政治の専門家や有名ジャーナリスト、さらには行政の現場を知る元大津市⻑まで。各界の著名人から絶賛コメントが到着!

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』で知られるドキュメンタリー界の生ける伝説、フレデリッ ク・ワイズマン監督が、米マサチューセッツ州ボストンの市役所を撮影した最新作『ボストン市庁舎』が 11 月 12 日(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開される。

ワイズマンが生まれ、現在も暮らす街であるボストンは、多様な人種・文化が共存する大都会。映し出されるのは、警察、消防、保険衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサ ービスを提供する市役所の仕事の舞台裏。そして、マーティン・ウォルシュ市⻑をはじめ、真摯に問題に対峙し奮闘する職員たちの姿だ。「人々が共に幸せに暮らしていくために、なぜ行政が必要なのか」(ワイズマン監督)を紐解いていく。
本作は、先日開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭 2021 で優秀賞を受賞。“ワイズマンの集大成的一本”と、国内外で絶賛の声が相次いでいる。
公開を前に、本作をいち早く鑑賞した各界の著名人よりコメントが到着した。日本のドキュメンタリー界を牽引する映画作家の想田和弘はワイズマンの過去作を振り返りながら“大巨匠が繰り出したのは「告発」や「批判」ではなく「祝福」である。撮影時88歳。 彼は実は熱い人だったのだと、僕の胸も熱くなる”、映画評論家の町山智浩は“格差や差別と戦い、「市を変えて国を変えよう!」と 訴えるボストン市⻑たちはアメコミ以上のヒーロー。(略)日本よ、これが市政だ!”と映画ファンにお馴染みのアメコミ映画のキャッチフレーズを思わせる言葉で大絶賛。 また俳優の古舘寛治は“これを観た日本の若者がたくさん政治家を目指し始めるという希望さえ持つ”、ボストンへの留学経験がある
タレントの関根麻里は街の風景が“ボストンの歴史や多様性”を表しているとコメント、OECD 及びフォード財団の「チャンピオン・ メイヤー(市⻑チャンピオン)」に選ばれた経験を持つ元大津市⻑の越直美は日本との共通点とともにボストン市⻑の伝える姿勢に“共感と感動”、その他にも、『息の跡』『空に聞く』の映像作家の小森はるか、TV のコメンテーターとしても活躍するジャーナリス トの浜田敬子、アメリカ政治を専門にする早稲田大学教授の中林美恵子らが本作に熱いコメントを寄せている。

■著名人コメント全文(順不同・敬称略)

50年以上、世界をクールに観察し描写してきたワイズマンだが、世界中でデモクラシーが危機に瀕する中、ついに極めて「政治的」 な映画を撮った。ただし、大巨匠が繰り出したのは「告発」や「批判」ではなく「祝福」である。撮影時88歳。彼は実は熱い人だ ったのだと、僕の胸も熱くなる。
想田和弘(映画作家)

“すべての声を聞く”ことを、はなから諦めない人たちが写っていた。
その姿を押し付けがましく提示しない。一人の訴えを、共に解決に尽くす時間を、街の実景と同じよう、そのままに見る・聞くことへと私たちを促す。
“すべての声を聞く”ことを、作り手も信じているからだと思った。
小森はるか(映像作家)

市⺠と行政があらゆる問題について各所でガチンコの対話をしている。面白い。こんなに政治が近いなら誰もが政治に興味を持つの ではないのか?これを観た日本の若者がたくさん政治家を目指し始めるという希望さえ持つ。
古舘寛治(俳優)

ボストン市庁舎のウォルシュ市⻑やスタッフの活動を細かく見ることができ、市⺠に寄り添う市⺠のための姿勢がとてもよく伝わりました。このドキュメンタリーから私たちも多くを学ぶことができると思います。
それぞれのシーンの合間に映される街の風景は、ボストンの歴史や多様性を表していて、ボストンに留学していた頃を思い出し、とても懐かしく感じました。
関根麻里(タレント)

格差や差別と戦い、「市を変えて国を変えよう!」と訴えるボストン市⻑たちはアメコミ以上のヒーロー。
保健所や図書館や職員を減らし、非正規職員をコキ使い、カジノで儲けようとする地方自治体とは大違い。日本よ、これが市政だ!
町山智浩(映画評論家)

公がどんどん細るこの国で、改めて公の役割を考えた。
誰のために、何のために政治や行政は存在するのか。
その全てはまさに「聞く」こと、「対話する」ことから始まる。
浜田敬子(ジャーナリスト)

ドキュメンタリーという手法が持つパワーに圧倒されました。
フィクションではないからこそ、日常の中の⺠主主義のリアルさが地響きのように伝わります。
日本の政治や行政の在り方と比べると、更にいろんなことを考えさせられます。
中林美恵子(早稲田大学教授)

日本の自治体の仕事と驚くほど似ている。しかし、市役所の仕事は市⺠からは見えにくい。
それを伝えるため、様々な場面で市⺠に語り掛けるボストン市⻑に共感と感動。
越直美(元大津市⻑)

フレデリック・ワイズマン監督の集大成的な一本でした。
この映画で語られる「違いは分断を生まない」という意思に心から賛同します、
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021審査員講評(抜粋)

また、あわせて新場面写真も解禁。
新たな場面写真からは、建築の街としても人気の高いボストンの街の風景や、様々な文化を背景にもつ市⺠、多種多様な市役所の仕事がより一層見えてくる。 コロナ禍を経験し、どんな行政が行われている地域に暮らすのかが大きな関心事になった日本に暮らす私たちにも無縁ではない「市⺠のための市役所」の可能性を見せてくれる『ボストン市庁舎』、11 月 12 日(金)からの公開に注目が集まります。

画像2: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像3: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像4: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像5: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像6: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像7: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像8: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像9: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

画像10: © 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

『ボストン市庁舎』予告

画像: 11/12(金)公開『ボストン市庁舎』予告編/フレデリック・ワイズマン監督最新作 youtu.be

11/12(金)公開『ボストン市庁舎』予告編/フレデリック・ワイズマン監督最新作

youtu.be

監督・製作・編集・録音:フレデリック・ワイズマン
2020 年/アメリカ/英語/274 分/カラー/1.78:1/モノラル/DCP 原題:City Hall 字幕:齋藤敦子
後援:アメリカ大使館
配給:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

11 月 12 日(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

This article is a sponsored article by
''.