恋愛映画の旗手、今泉力哉が描く現代の「父と娘」 そして「家族」の姿。自ら切望した原作の映画化!
人気監督・今泉力哉監督が窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、現在、日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS)や「ゆるキャン △2」(TX)に出演中の志田彩良が主演を務め、「あのときキスしておけば」(EX)出演中の実力派俳優・井浦新と父子共演することで話題の映画『かそけきサンカヨウ』の追加キャストが発表された。
新たに出演が発表となるのは、現在、日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS)でも志田と共演中で、『蜜蜂と 遠雷』で映画デビュー以降、着実にキャリアを積み上げている鈴鹿央士。志田演じる陽の淡い恋の相手となる同級生で、陽と同じく家族に悩む清原陸役を演じている。
さらに陽の産みの親役に石田ひかり、父の再婚相手で陽の新しい母親役に菊池亜希子、陸の母役を西田 尚美、祖母を梅沢昌代と実力派俳優が脇を固める。そして陽の友人役には、中井友望、鎌田らい樹、遠藤雄斗らが名を連ね、劇中劇に石川恋、海沼未羽も出演している。
映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸と の“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。主人公・国木田陽を志田が、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新が演じている。
監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本も作品が公開された人気監督の一人、今泉力哉。主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化した。
<STORY >
高校生の陽(志田彩良)は、幼い頃に母・佐千代(石田ひかり)が家を出て、父・直(井浦新)とふたり暮らしをしていたが、ふたり暮らしは終わりを告げ、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなたと4人家族の新たな暮らしが始まった。そんな新しい暮らしへの戸惑いを、陽と同じ美術部に所属する陸(鈴鹿央士)に打ち明ける。実の母・佐千代への想いを募らせていた陽は、絵描きである佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をする。
出演:志田彩良、鈴鹿央士、中井友望、鎌田らい樹、遠藤雄斗、石川恋、鈴木咲、古屋隆太、芹澤興人、海沼未羽、鷺坂陽菜、和宥、辻 凪子、佐藤凛月、菊池亜希子、梅沢昌代、西田尚美、石田ひかり、井浦 新
監督:今泉力哉
原作:窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収「かそけきサンカヨウ」
脚本:澤井香織、今泉力哉
音楽:ゲイリー芦屋
配給:イオンエンターテイメント