元トーキング・ヘッズのフロントマンで、グラミー賞受賞アーティスト、デイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを受賞した鬼才・スパイク・リー監督。現代アメリカを代表するふたりの才人の奇跡のコラボレーションがついに実現した映画『アメリカン・ユートピア』が 5 月 7 日より TOHO シネマズシャンテ、シネクイント他全国公開いたします。
全 21 曲、熱狂の 107 分の本編の中から、トーキング・ヘッズの人気ナンバーでもある『Once In A Lifetime』の演奏シーンが解禁となりました。
<アメリカン・ユートピアとは>
映画の原案となったのは 2018 年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」である。この作品のワールドツアー後、19 年の秋からブロード ウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。
映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。バーンのライヴ映画としては、トーキング・ヘッズ時代に傑作『ストップ・メイキング・センス』(84 年、ジョナサン・デミ監督)が作られたが、バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。
今回解禁となる映像では、マリオネットのように踊るデイヴィッド・バーンのパフォーマンスからスタート。イントロが流れると湧き上がる観客。スポットライトを浴びながら語りかけるようなデイヴィッドの姿を映し出すカメラ。そしてサビにはいると 11 人のミュージシャンたちが合流し、1 列に並んで迫力のパフォーマンスと美しいハーモニーを披露するーー。
この「Once In A Lifetime」は NME が選ぶ「史上最高の曲 500」で 30 位に選ばれている。この曲は、1980 年に発表されたブライアン・イーノがプロデュースしたトーキング・ヘッズの 4th アルバム「リメイン・イン・ライト」に収録。このアルバムはローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム 500」(2020 年)で 39 位に選出、日本でもマイ・フェイバリットに選ぶミュージシャンも多い。故・今野雄二氏が「原始と原子の火花散る出会い」と評したニューウェイブとアフリカンミュージックの融合。あれから 41 年。時代を超えて愛される一枚だ。
『アメリカン・ユートピア』本編映像
『アメリカン・ユートピア』予告
監督:スパイク・リー
製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー
出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カ ール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世
2020年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/原題:DAVIDBYRNE`SAMERICANUTOPIA/
字幕監修:ピーター・バラカン
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ユニバーサル映画
配給:パルコ
宣伝:ミラクルヴォイス