この度、マルタン・プロヴォ監督最新作『5 月の花嫁学校』の名女優ジュリエ ット・ビノシュ、ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキーのコミカルなやりとりが楽しい予告編が、完成しまし た。
本予告編では、舞台となる 1967 年アルザス地方の花嫁学校で、「良き妻」になるため、お掃除、お料理、お裁縫にティー タイムのマナーまで、1 日中忙しく学ぶ少女たちの初々しい姿と、厳格な先生たちによる厳しい指導の様子が次々と映し出され ます。ある日、経営者である夫の突然の死をきっかけに、学校が破産寸前であることを知り、先生たちは一致団結。学校存続の 危機という大問題をかかえる中、「女性の自立」や「自由」を求める生徒たちと、心配するあまり「自由の対価は高いわよ、必 ず痛い目に遭う」と、厳しい指導を続ける先生たちとの対立が広がっていきます。しかし、パリで勃発した“5 月革命“の影響 は、少女たちだけでなく、先生たちの心にも徐々に影響を与え「良妻の時代は終わった」「これは革命だ」と自由に生きる権利 を一緒になり求め旅立ちます。ラストはミュージカル調のダンスと歌で自由を謳歌する晴れやかな姿も!1960 年代女性がズボ ンを履くことは「はしたない」と思われていた時代に、勇気をだして着用するジュリエット・ビノシュの表情も見どころです!
1967 年、アルザス地方の花嫁学校。
パリから届いた”自由“の風に乗り、先生と生徒たちの革命がはじまる!?
フランスの名女優たちが奏でるカラフル&キュートな人生讃歌!
アカデミー賞(助演女優賞)や世界3大映画祭で女優賞を制覇した大女優ジュリエット・ビ ノシュ主演最新作は、ビノシュ史上最もキュートなコメディに挑戦。『セラフィーヌの庭』 でセザール賞主演女優賞を受賞したヨランド・モローと、セザール賞主演女優&助演女優賞 に 6 度もノミネートされているノエミ・ルヴォウスキーとともに繰り広げる名女優たちのパワフルな演技が話題を呼びフランスで初登場 1 位を獲得した。
監督には、セザール賞で7部門を制した『セラフィーヌの庭』(08)や、大女優カトリーヌ・ドヌーブを起用した『ルージ ュの手紙』(17)で知られるマルタン・プロヴォ。今年度セザール賞では、助演女優賞(ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキー)、助演男優賞(エドゥアール・ベール)、衣装、美術と合わせて5つノミネートされて、見事に衣装デザイン賞を受賞した。
映画『5月の花嫁学校』本予告
【ストーリー】
1967 年。美しい街並みと葡萄畑で有名なフランスのアルザス地方にあるヴァン・デル・ベック家
政学校では、”完璧な主婦”を育成させるため今年も 18 人の少女達が入学した。ある日、校⻑のポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は、経営者である夫の 突然の死をきっかけに学校が破産寸前であることを知り、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する。そんな中、パリで“5 月革命”が勃発。フランス全土に抗 議運動が広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意。果たし て新生ヴァン・デル・ベック家政学校の運命やいかに!?
監督・脚本:マルタン・プロヴォ (『ルージュの手紙』『セラフィーヌの庭』) 出演:ジュリエット・ビノシュ(『真実』『私の知らないわたしの素顔』)、ヨランド・モロー(『セラフィーヌの庭』『神様メール』)ノエミ・ルヴォウスキー (『PLAY 25年分のラストシーン』『カミーユ、恋はふたたび』)
2020 年/フランス/フランス語/109 分/シネスコ/5.1ch/原題: La bonne épouse /英題:How to be a good wife/日本語字幕:井村千瑞
提供:ニューセレク ト
配給:アルバトロス・フィルム
PG12
© 2020 - LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 3 CINÉMA - ORANGE STUDIO – UMEDIA