2021 年最大のサスペンス・エンターテイメント、映画『名も無き世界のエンドロール』。
何よりも強い絆で結ばれた幼馴染みの 2 人が、10 年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違う<ある女性>に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった―。
穏やかで優しい性格でありながら裏社会に入り、いくつもの危ない橋を淡々と渡っていく主人公キダ役に岩田剛典。 キダの力を借りながら会社経営者となり、頭脳と情熱を注ぎ込みのし上がっていくマコト役を新田真剣佑が務め、今や若手俳優の中でも傑出した存在感を誇る 2 人の初共演が実現。互いになくてはならない表裏一体のバディを熱演し、観る者の心を鷲づかみにする。物語のカギを握る 2 人のヒロイン役には山田杏奈、中村アン、また、石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結!
原作は、2012 年「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名傑作小説(集英社文庫刊)。
監督を務めるのは『ス トロベリーナイト』、『累‐かさね‐』などを手がけてきた佐藤祐市。
そして、主題歌は今最も注目される若手シンガーソングライターの須田景凪(すだ けいな)が本作のために書き下ろした楽曲「ゆるる」に決定。本作は、1 月 29 日 (金)より全国ロードショーとなる。
この度、映画公開を直前に控えた 1 月 19 日(火)、本作の大ヒットを祈願するとともに、ラスト 20 分に明かされる本作のテーマ、人と人との“絆”に因んで、主演の岩田剛典をはじめ、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が、勝負の神様、そして縁結びのご利益もある東京・神田明神に集結し、“絆結び”大ヒット祈願イベントを行いました。
■日程:1 月 19 日(火) 19:00~20:00
■場所:江戸総鎮守「神田明神」境内/文化交流会館「EDOCCO STUDIO」(千代田区外神田 2-16-2)
■登壇者(敬称略):岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市(監督)
いよいよ公開を 10 日後に控え本作の大ヒット祈願し、また、神田明神が縁結びのご利益もあることから本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い祈祷を行ってきたばかりの岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場。
まず、主演の岩田が登壇者を代表し、どんな想いで祈祷をしてきたを漢字 1 文字に表し書をしたためることに。
MCから準備は良いか聞かれると「自信ないです(笑)」と控えめな表情だが、いざ筆をとると真剣な表情で一画一画丁 寧に筆を走らせる岩田。想いを込めて書き上げたのは「絆」のひと文字。あまりの上手さにマスコミ陣から「うお~!」 という歓声があがると「練習なしの一発本番で挑んだんです!緊張しました」と安堵の表情に。絵を描くことが好きで芸術にも慣れ親しんでいる岩田らしく味のある堂々した仕上がりに満足気だった。
“ラスト 20 分の真実”を謳うサスペンスで選んだ一文字が「絆」だったことの理由に関して「キャストスタッフ含めてみんなで決めたんですが、作品のテーマが“大切な人との繋がり”なのでこれしかないだろう!と満場一致で決まりました」と明かした岩田。
岩田の〈書〉を見た新田は「すっごいかっこいい!習っていたのかと思った」感想を述べると「いや、習っていないです!今日が初めてくらい(笑)」と一同驚かせた。
続けて、佐藤監督も「岩田ちゃんは意外とナイーブな面があるので、 こんなに男らしく力強い文字を書いてくれるとは、思わず驚いた!」と大絶賛!
続いて、登壇者は本作との出会いで生まれた “絆”や“縁”についての話題に移行。
中村が「実は、佐藤祐市監督とはこの撮影の後すぐ TBS のドラマ「危険なビーナス」の現場でも一緒だったんです。“縁”を感じましたね」と話し、それに対して、佐藤監督は「(この現場で難しい役を乗り越えてくれたので)全幅の信頼をおいて現場に入れました」と振り返った。
岩田と新田は、本作を経てまるで兄弟のような関係値を築き上げ、本作の役柄同様、家族のような絆が生まれたことをトークした。
また、昨今新型コロナウィルスの再流行を受けてなかなか会いたい人に会えず、コミュニケーションが取りづらい状況の中、絆を感じるために意識していることがあるかというMCからの質問に対して、山田は離れて暮らす両親へ 「毎日電話はするんですけど、帰省はできないのでちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。美味しいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族想いのエピソードを披露すると、佐藤監督が思わず「いい子ですね!」と心の声が漏れる一幕も。 新田は「僕は、電話ではなくテレビ電話をします。でも、(親友から)やめてくれといわれるんです(笑)。だから気安くテレビ電話はしないようにしましょう」と呼びかけて会場を笑いで包むと「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし「そりゃ嫌がられるよ(笑)」と皆からツッコミをされ更に会場に笑いが起こった。
岩田は、「会いたいタイミングで会えないからこそ久しぶりの人と連絡をすることが増えた」と中学の同窓会をリモートで行ったエピソードを披露。「これだけ時間が経つと、太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当時と変わらず話しができて、関係値は時間が経っても変わらないのだと気づきました」と振り返る。
最後に、佐藤監督が「色んな宣伝文句が飛び交っているけど、劇場では頭を真っ白にして観ていただきたいです! そうすれば、キャスト達の熱い想いを感じていただけると思います!」と話し、岩田は「公開まであと 10 日。監督同様に頭を真っ白にして観ていただきたいですし、物語の根底にある“愛”や“絆”を感じて欲しい」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
映画「名も無き世界のエンドロール」|本予告
<ストーリー>
クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。
複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3 人は支え合いな がら家族よりも大切な仲間となった。しかし 20 歳の時に、訳あってヨッチは 2 人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは 「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。
2 年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。 以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプ ロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10 年もの歳月を費やして 2 人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
■原作/行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
■出演/岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン / 石丸謙二郎
■制作プロダクション/RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
■公式Twitter:https://twitter.com/namonaki2021
■監督/佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 –かさね-』 など)
■主題歌/須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
■配給/エイベックス・ピクチャーズ