日本でも大人気となった Netflix オリジナルドラマ「エミリー、パリへ 行く」(20)にも出演、圧倒的な美貌のユニセックスモデルとして話題を集めたアレクサンドル・ヴェテールが「幼い頃からの夢を叶えるために “男性であることを隠しながらミスコンに臨む」という誰の目にも不可能に思える挑戦に挑む主人公を演じたフランス映画『MISS ミス・フランスになりたい!』の日本公開日が2/26(金)に決定いたしました。
ポスターは、ハイヒールや香水、リップなど纏う人の“美しさ”を際立てさせるモチーフに囲まれたもの。実際の ミスコン参加中のアレックスのショットも挿入、“ミス・フランスになる”と言う夢を叶えることができた、自身の姿を思い描く様子を切り取ったものとなっております。
“真の美しさとは?” “本当の自分とは?”―
主人公・アレックス(アレクサンドル・ヴェテール)が、女性の美と知性を競う場であるミスコンに男性であることを隠して参加、夢と現実の違いに悩みながらも自分の殻を破り、自分だけの生き方や価値観を見つけていく姿に年齢や性別を問わず誰もが共感し、元気と勇気がもらえる作品となっている 本作。
主演を務めるのは“圧倒的な美貌のユニセックスモデル”として活躍中のフランス人モデル、アレクサンドル・ヴェテール。近年では日本で大人気となった Netflix オリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」や Amazon プライムドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」などに出演。⻑編映画では本作が初主演となる彼は、端正な瞳の奥にチャーミングな光を宿すと同時に、劇中では悩める若者の喜怒哀楽をフレッシュに表現、ジェンダーを超えた魅力に溢れています。
原案・監督はTVドラマを中心に多くの作品を手がけるルーベン・アウヴェス。前作のコメディ『The Gilded Cage(仏題:La cagedorée)』(13)は RottenTomatoes でも88%Fresh の高評価 を獲得、本作が 2 作目の劇場公開⻑編映画となり、俳優としても『イヴ・サンローラン』(14年日本公開)や『あしたは最高のはじまり』(17年日本公開)に出演、今後も活躍が大いに期待されています。
予告映像は「おもちゃの修理者さんになること」「プロのサッカー選手になること」―子供たちが次々と“自分の将来の夢”を語る中、9歳の美少年アレックスが自分の夢は“ミス・フランス”であることを明かすシーンから始まる。
しかしその後アレックスは、クラスメイトから冷やかされてその夢を封印、さらに両親を事故で失い、本当の自分を取り戻せないままの大人へと成⻑してしまっていた。そんな時偶然、幼馴染のエリアス(クエンティン・フォーレ)と再会、彼が努力の末に自分の夢を叶えたことを知り、自分自身も忘れかけていた幼い頃からの夢「ミス・フランスになる」ことに向き合うことを決意、下宿先で家族同然に暮らす個性的な面々にその気持ちを伝える。最初は面食らった彼らも、アレックスの気持ちが本物だとわかり、それぞれの得意分野を持ち寄って彼の夢の実現に協力することに。
やがて“ミスコン”審査を一歩ずつ突破、夢が少しずつ現実に近づいていくアレックス。
しかし、華やかなイメー ジとは裏腹にウォーキング、テーブルマナーなど、想像以上にハードなレッスンが続く日々にうんざり、思わず吐いた弱音に対し指導者である女性からは「完璧と普通の違いが分かる?数ミリよ」「なぜ、優勝したいの?」とその甘さをたしなめられ、ミスコン参加者の女性たちからは仲間外れにされてしまう。そして、自分が夢に近づくほど開いていく友人たちとの距離。徐々にその辛さに耐えきれなくなっていくアレックスだったが、下宿先で母のように慕うヨランダ(イザベル・ナンティ)から「他人に自分の価値を決めさせるな」という言葉を貰い、自分の殻を破ることで手に入れることができた仲間たちからの励ましも得て 「自分を変えるチャンスなの」と、あらゆる困難に向き合い、まっすぐ立ち向かっていく姿を映し出したものとなっております。
本物の「ミス・フランス実行委員会」と提携したことで実現、リアリティのある厳しい選考の内幕や参加者たちが纏う美しく華やいだ数々の衣装も必見!
『MISS ミス・フランスになりたい!』予告編
監督・原案・共同脚本:ルーベン・アウヴェス、
撮影監督:ルノー・シャッサン
プロデューサー:レティシア・ガリツィン、ユーゴ・ジェラン
音楽:ランバート
出演:アレクサンドル・ヴェテール、イザベル・ナンティ、パスカル・アルビロ、ステフィ・セルマ
© 2020 ZAZI FILMS – CHAPKA FILMS – FRANCE 2 CINEMA – MARVELOUS PRODUCTIONS
2020/フランス/フランス語/スコープサイズ/107分