柳楽優弥主演、日本・モンゴル・フランス合作映画『ターコイズの空の下で(英題:UNDER THE TURQUOISE SKY)』が、2020年11/14~21に開催される第28回カメリマージュ国際映画祭(https://camerimage.pl/en/)オフェシャル・セレクション「ワールド・シネマ部門」に選出されることが決定しました。

カメリマージュ国際映画祭は毎年、ポーランドで開催されている映像のクオリティにフォーカスした映画祭。今年は世界的評価の高いフィリップ・ルースロ撮影監督が貢献賞を授与され、ジョージ・クルーニーのセミナーやヴィゴ・モーテンセンのトークイベントなどもオンラインで開催されます。
本作『ターコイズの空の下で』のカメリマージュ国際映画祭オフェシャル・セレクション「ワールド・シネマ部門」選出は、その映像美が高く評価されたものとなります。
監督はマルチリンガル俳優・アーティストとしてパリを拠点に活躍するKENTARO。撮影監督はオーストラリア出身のアイヴァン・コヴァックが務めました。コヴァックは日本に拠点を移してからドキュメンタリー作家としても活躍。色遣いやコントラストなど、独自のスタイルで切り取った力強いビジュアルに定評があります。映像の仕上げはジャン=ジャック・アノー監督のカラーリストが手がけました。

本作の撮影では8Kカメラを採用するなど、映画タイトル通りのターコイズ色の空の美しさや、モンゴルの雄大な自然の魅力を切りとり、唯一無二のロードムービーに仕上げています。

『ターコイズの空の下で』

モンゴルの草原で未知の自分と出会う
国境と世代を超えて魂が響き合うロードムービー

画像: 『ターコイズの空の下で』

資産家の祖父を持つ青年タケシは、ある日突然、モンゴルに送り込まれる。目的は、終戦後に生き別れとなった祖父の娘を探すこと。馬泥棒のモンゴル人アムラと出会い、果てしなく広がる青い空の下、言葉も通じない、価値観も異なる二人の詩的でユーモラスな旅が始まる——。

日本・モンゴル・フランスの合作映画で、大部分がモンゴルの荒野で撮影され、第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭でFIPRESCI国際映画批評家連盟賞と型破りかつ表現力に優れた作品に贈られる才能賞の2冠に輝くなど、ヨーロッパの映画祭を中心に喝采を浴びている。
日本を代表する俳優に成長した柳楽優弥が、初の海外合作主演映画として再び世界の舞台へ挑んだ本作。「(タケシが)大人になっていく道のりが、僕自身の成長記録とも重なる」と語り、他では見ることのできない表情と輝きがつまった作品となっている。

出演:柳楽優弥、アムラ・バルジンヤム、麿赤兒ほか

監督:KENTARO
脚本:KENTARO、アムラ・バルジンヤム 
撮影:アイヴァン・コヴァック 
衣裳提供:TAKEO KIKUCHI

日本・モンゴル・フランス合作/日本語・モンゴル語/DCP/シネマスコープ/カラー/95分

2021年2月26日(金) 新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

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