世界中のアニメーション映画祭を熱狂させた、ラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディス(Gints Zilbalodis)が、3年半をかけて、たった一人で【製作・監督・編集・音楽】全てを作り上げた長編デビュー作、映画『Away』が12月11日(金)より公開となります。
本作は世界最高の権威と最大級の規模を誇るアニメーションの国際映画祭“アヌシー国際映画祭”において、2019年に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とする“コントルシャン”賞で、見事初代グランプリを受賞!これを皮切りに、世界中の国際映画祭を席巻し、2020年第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選ばれ、同年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』(19)や『トイ・ストーリー4』(19)とともにベストミュージック部門にノミネートを果たしました。
先日、ポーランドで行われた第13回ポズナン・アニメーター・フェスティバル(現地時間10月3日~10日)では、最優秀長編映画賞を受賞し、ついに世界の映画祭で【9冠】を達成!
日本以外にもフランスやポルトガルでの公開も決定し、世界での評価が更に高まっています。
本作の【9冠】達成を記念して、美しい冒険の旅へ誘う、場面写真が到着!
本作は飛行機事故で島に不時着した少年が、様々な土地をオートバイで駆け抜けるロードムービー。今回到着したのは、その美しい冒険の旅を切り取った場面写真の数々です。
オートバイに乗った少年と、飛べない小鳥、ネコ、ゾウなど、彼の旅路で出会う動物たちの姿、そして、事故からパラシュートで生き延びた少年の前に現れる“黒い影”の姿も収めています。
本作を手掛けたのは、アニメーション制作へ新風を巻き起こしたラトビアの新進クリエイター“ギンツ・ジルバロディス”。独創的な世界観について、「あるキャラクターや風景は、私が体験した映画やビデオゲーム、旅行から、直接インスピレーションを受けました。アイスランドや(カナリア諸島に位置する)スペインのランサローテ島への旅は『Away』の美しい風景にもインスピレーションを与えています。」と自身の体験に基づいていることを語っています。
また、様々な作品からも影響を受けているそうで、「オートバイのシーンは、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(04)などの映画にダイレクトな影響を受けました。オートバイに乗って、史上最高のサウンドトラックを持っているだけでなく、様々な人に出会っていくんです。『栄光のライダー』(71)はオートバイに関する優れたドキュメンタリーなのですが、複雑なショットが収録されていてインスパイアされました。」と、オートバイで駆け抜ける美しいアイディアの秘話も明かしています。
本作について、「物語のメインテーマは“人とのつながり”で、私自身も世界とつながるのが楽しみです。」とコメントしているジルバロディス監督。彼が365日休むことなく3年半をかけた渾身の長編デビュー作に、ぜひご注目ください!
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上映劇場:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=away
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【STORY】
飛行機事故でたった一人生きのびた少年は、森で地図を見つけ、オートバイで島を駆け抜ける。
黒い影から逃れて、小鳥とともに。
【受賞歴】
・アヌシー国際アニメーション映画祭 コントルシャン賞
・ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭 インターナショナル・アニメーション・コンペティション部門 作品賞
・アニメスト 作品賞
・新千歳空港国際アニメーション映画祭 審査員特別賞
・ラトビア国立映画祭 最優秀アニメ映画賞 国際映画批評家連盟賞
・アニマ・ムンディ国際アニメーション映画祭 最優秀子供向け作品
・ヴァルナ映画祭 スペシャル・メンション
・シネシナ映画祭 特別芸術貢献賞
・ポズナン・アニメーター・フェスティバル 最優秀長編映画賞
2019年/ラトビア/カラー/原題:Away/シネマスコープ/81分/5.1ch ※本作にはセリフがありません
後援:駐日ラトビア共和国大使館
配給:キングレコード
配給協力:エスピーオー
公式Twitter:@away_movie(#映画Away)
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